好きなデータをラテに“印刷”、コーヒーマシンとプリンターが合体。

2011/07/26 04:09 Written by Narinari.com編集部

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カフェラテなどの表面に模様や絵を描くラテアート。世界各地でその腕を競う大会が催されるなど、精緻なラテアートを描くには熟練の技術が必要なのはよく知られているところだが、そんなラテアートの世界に新風を吹き込むコーヒーマシンが発表され話題を呼んでいる。まだコンセプトデザインの段階ではあるが、その名も“iCoffee”と名付けられたこのマシンは、デジタルと融合した最先端のコーヒーマシンだ。

中国メディア中国珈琲網などによると、“iCoffee”のコンセプトデザインを手掛けたのは、中国人デザイナーのファン・グアンレイさん。外見はスタイリッシュなコーヒーマシンといった雰囲気で、特にコレといった新しさは感じられないが、その特徴は自分の好きな模様や文字などのデータをラテアートとして自動で描いてくれる機能にある。ファンさんのイメージとしては、モバイル端末からBluetoothを通じて“iCoffee”にデータを送り、気軽にラテアートを楽しんでもらおうという狙いだ。

本体には、コーヒーとミルクの抽出口に20×20の小さな穴が空いており、ドット絵を描くようにラテアートを描いていく。また、“iCoffee”には「イメージ」「時間」「量」など数種類の操作ボタンしか付いておらす、操作も至って簡単で、誰にでもラテアートが楽しめるようにデザインされている。

2007〜2008年頃にも、プリンタヘッドを使用した自作の“ラテアート描写機”がネットを中心に話題を呼んだ(「Latte Art Printer: Can your latte do this?」//youtu.be/Wxup2o0w1kU など参照)ことがあるが、今回はより製品に近いイメージ。自分で、自由にラテアートが描けるようになれば、毎日のコーヒータイムが楽しくなること間違いなし。製品化が実現するよう期待したいところだ。



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