「漫才ギャング」が韓国で受賞、品川ヒロシ監督は海外進出にも意欲。

2011/07/23 03:37 Written by Narinari.com編集部

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品川ヒロシ監督の映画「漫才ギャング」が、7月24日まで韓国・富川で開催中の「プチョン国際ファンタスティック映画祭」プチョン・チョイス部門において、観客賞を受賞した。

長編映画初監督作品の「ドロップ」に続く2作目として、今年3月19日に劇場公開された「漫才ギャング」は観客動員数70万人を記録。同映画祭への出品の経緯は、日本独自の文化である“漫才”を素材にしつつも、友情や成長といった普遍的なテーマで描いた青春群像劇に映画祭のプログラマーが注目し、品川ヒロシ作品のオリジナリティーを高く評価したことがきっかけだった。

現地での上映ではプログラマーやその他各所での評判も上々で、上映中は観客の笑い声が絶え間なく劇場に響き、ほかの作品にはない独特の世界観が韓国の観客にも伝わっていたという。

今回の受賞について品川監督は「観客賞を受賞したと聞いて驚き、そして喜んでいます。いつか韓国でも映画を撮れるように映画と韓国語の勉強をしたいと思います」と喜びのコメント。海外進出にも意欲を見せている。

「漫才ギャング」は、売れないコンビ芸人・飛夫(佐藤隆太)と超不良の龍平(上地雄輔)が偶然留置場で出会い、コンビを結成。友情や恋、成長などを描いている。佐藤、上地のほかに石原さとみ、綾部祐二(ピース)、宮川大輔、新井浩文、秋山竜次(ロバート)などが出演。

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