俳優の原田芳雄さんが死去、日本を代表する個性派俳優が逝く。

2011/07/19 15:05 Written by Narinari.com編集部

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日本を代表する個性派俳優として活躍した原田芳雄さんが、7月19日、都内の病院で亡くなった。71歳だった。  

原田さんは1940年生まれで、東京出身。劇団俳優座に所属しながら俳優としてのキャリアを歩み始め、1971年に俳優座を退団後は主に銀幕の世界で活躍、「竜馬暗殺」(黒木和雄監督/1974年)、「祭りの準備」(黒木和雄監督/1975年)/「君よ憤怒の河を渉れ」(佐藤純彌監督/1976年)、「ツィゴイネルワイゼン」(鈴木清順監督/1980年)など話題作に数多く出演した。

一方、テレビドラマでもその存在感を発揮。近年は大型ドラマ「不毛地帯」(フジテレビ系)で、舞台となる近畿商事の豪胆な経営者・大門一三社長を好演したほか、今年の春ドラマとして放送された「高校生レストラン」(日本テレビ系)にも出演していた。

また、7月11日には、腸閉塞と誤嚥(ごえん)性肺炎を併発して闘病する中、都内で行われた主演映画「大鹿村騒動記」(阪本順治監督)のプレミア試写会に車いすで出席。これが表舞台での最後の姿となった。

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