東京メトロ利用者の“不満”は? 「出口のわかりにくさ」「遅延」など。

2011/07/08 16:48 Written by Narinari.com編集部

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クモの巣のように張り巡らされた東京の交通網を支える鉄道のひとつ、東京メトロ。通勤・通学や生活の“足”として、日々多くの人々に利用されているが、そんな東京メトロに関する調査を、ネット調査会社のマーシュが実施した。

この調査は1都3県に在住する20歳〜59歳男女で、東京23区内で働く1,000人を対象に行われたもの。まず、普段どの交通機関を利用しているかを「仕事」と「仕事以外」でそれぞれたずねたところ、共に順位に違いはなく、上から順に「電車(JR)」「電車(私鉄)」「電車(東京メトロ)」と続いた。

次に、東京メトロ利用者に「利用頻度」についてたずねると、「週5日以上」(45.7%)がトップに。また、東京メトロを週1回以上利用する人に「普段利用する路線」を複数選択でたずねたところ、「銀座線」(45.6%)、「丸の内線」(41.5%)、「日比谷線」(36.1%)、「半蔵門線」(33.1%)、「有楽町線」(32.0%)となった。

そんな東京メトロに対し、利用者に「改善して欲しい点や不満に思う点がありますか」との質問をしたところ、約6割が「よくある」または「たまにある」と回答。具体的な内容としては「案内図など情報が少なく『乗り換え』や『出口』がわかりづらい」「移動距離(時間)が知りたい」などの意見が目立った。また、「遅延」の発生や対応に関する不満も多いほか、季節的に暑さが厳しくなってきたこともあり、混雑時に冷房が効かないなど「空調」への意見、車内や構内の「におい」が気になるといった声も挙がっている。

最後に、「東京メトロの広告(CM、ポスターなど)と聞いて、あなたが最初に思い浮かべるタレントは誰ですか?」と質問。すると、トップはイメージキャラクターを務めた期間が2007〜2009年と一番長い「宮崎あおい」(16.8%)で、昨年(2010年)の「新垣結衣」(16.4%)がほぼ同率。また、今年5月から起用されたばかりの「杏」も8.0%が回答している。



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