6回目の雷直撃も無事回復、なぜか数年の間に撃たれ続ける米国の男性。

2011/07/04 17:58 Written by Narinari.com編集部

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これから夏に向けて、特に外出しているときに気をつけたいのが突然の雨と雷。体を濡らすだけならまだいいが、中には雷の直撃を受けて命を落とすケースもあるだけに、天気予報をチェックしたり、ゴロゴロと聞こえ始めたら避難するなり、しっかりと注意をしていきたいところだ。そうした注意をしておけばある程度のリスクは回避できる雷だが、米国には生涯で6回の雷の直撃を受け、先日も病院に運ばれた男性がいるという。

この男性はサウスカロライナ州セニカで暮らす58歳のメルビン・ロバーツさん。米放送局NBC系列WYFFや米紙ニューヨーク・デイリーニュースなどによると、自宅周辺が暴風雨に見舞われた6月27日、彼は芝刈り機にカバーを掛けようと外に出たところで雷の直撃を受けてしまった。庭で大の字になったまま失神してしまい、それに気が付いた近所の人が呼んだ救急車で病院へと搬送。これがロバーツさんにとって、実に6回目の直撃だった。

なぜか「この数年の間に」雷に撃たれ続けているロバーツさん。そのすべてで致命傷とならなかったことは幸いだが、2007年に雷を受けたケースでは回復まで相当な苦労を要したという。当時「雨も降っていなかった」状況で鶏小屋にカバーを掛けに行ったそのとき、頭に雷が落ちたそう。意識は取り戻したものの、「全身を火傷して血だらけ」の状態となり、さらに事故の影響で左足の神経に後遺症が残り、1年間にわたり車いすでの生活を余儀なくされた。

先日の6回目の直撃では「足に水膨れ」ができる火傷を負ったものの、現在はしっかりと回復に向かっている。不運なのか幸運なのかは分からないが、通算6回の直撃が事実ならば、とにかく運の強い男性だということは間違いなさそうだ。ちなみに妻マーサさんは、今から「また起きる」(米放送局CBS系列WSPA-TVより)と考えているという。

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