妻の4割は夫を「イケてる」と評価、「夫の収入に満足」は過半数超え。

2011/06/15 14:34 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


6月19日の父の日はもう間近。家庭において父親は一家の大黒柱であると同時に、妻にとっては“夫”という人生のパートナーだが、アイシェアはそんな“夫”を妻がどのように見つめているのかを探るべく、「現代の夫像」に関する調査を実施した。

この調査は被災地域(青森、秋田、岩手、宮城、福島、山形、新潟、群馬、長野、栃木、茨城、千葉)を除く20〜40代の既婚男女1,343人を対象に行われたもの。まず、妻(女性)は夫のことを、夫(男性)は自身のことをどう評価しているかたずねたところ、現在の夫の収入について「とても満足」「どちらかというと満足」を合わせた「満足」の割合は、妻からの回答は60.0%と過半数を超えた。夫自身による「満足」の割合は43.7%にとどまっており、妻からの評価のほうが高いようだ。

また、妻に対しての日常の接し方については、夫は「(妻に)とても優しく接している」は20.3%だったのに対し、妻は「(夫が)とても優しく接している」が37.1%と16.8ポイントも上回った。夫の優しさや頑張りは、本人の思う以上にしっかりと妻に受け止められているようだ。

続けて「夫として何点だと思うか」を5段階評価でたずねたところ、夫の自己採点では「5(100点満点)」は6.7%だったのに対し、妻は13.7%と倍以上に。妻の回答で最も多かったのは「4(70〜90点台)」(56.9%)で、これは夫の自己採点で最も多かった「3(40〜60点台)」(45.4%)を上回る評価となっている。

また、夫の外見についての評価でも同じ傾向が見られ、「5」と回答したのは夫の5.2%に対し妻は9.7%。妻の回答で最も多かったのは「4」(45.2%)で、夫の自己採点で最も多かった「3」(54.3%)を上回り、やはり妻からの評価は夫本人のそれよりも高い傾向がうかがえる。

ちなみに、そんな夫を誰かに自慢した経験が「ある」と答えた妻は28.5%いた。その内容としては「幼稚園のママ友に夫が誕生日ケーキを作ってくれたことを自慢した」(40代/女性)、「娘に、パパのようにまじめで優しい人と結婚できてママはラッキーと言っている」(30代/女性)などの声が寄せられている。

さらに「自分の夫が『イケてる』と思うか」を質問。すると、妻の38.8%が「イケてる」と回答した。

具体的な“イケてる”エピソードとしては「地震の時、すぐに私の実家に連絡を取って無事を確認してくれたこと」(30代/女性)、「結婚後も『いつでも友達と出かけていいよ』と言ってくれて家(子どものことも)のことをなんでもやってくれる」(40代/女性)、「外回りのついでに、私の大好きな果物やスウィーツを季節ごとに買ってきてくれるのを忘れない点(私の好物を1回聞いたら忘れないでいてくれる)」(20代/女性)といった声が寄せられており、容姿よりも、妻へのちょっとした心づかいや思いやりを感じる行動を“イケてる”と評価する妻が多いようだ。

こうした結果について、雑誌「VERY」(光文社)の今尾朝子編集長は「今回の調査をみると、日本の奥様は旦那様が思う以上に、旦那様のことが“大好き”なのがよく分かります。その理由は『3高だから』といった同世代で共有する類の絶対評価からではなく、『家族への愛情表現が豊かな旦那様かどうか』の個別評価に価値を置いている女性が多くなってきているからだと思います」と分析している。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.