レッドソックス戦力外で岡島秀樹投手の妻が胸中「驚いてはいませんよ」。

2011/05/21 04:35 Written by Narinari.com編集部

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5月19日にレッドソックスから戦力外通告を受けた岡島秀樹投手の妻で、フリーアナウンサーの栗原由佳が、公式ブログで現在の胸の内と今後の見通しについてをつづっている。

21日付けのエントリー「どうなるかな?」では、まず、「岡島はレッドソックスから戦力外になりました。英語でいうと、Designated for Assignment, DFA、なんて略して言っています」と戦力外となったことを報告。シーズン途中での通告については、「正直なところ、夫婦ともども予想していたこと」だったそうで、「驚いてはいませんよ」と冷静に受け止めている。

それは「今シーズン、いえ、多分昨オフの状況から考えて、レッドソックスのGMは岡島をさほど必要と考えてはいないな、というのはわかっていました」と、球団内で置かれていた立場を理解したことに加え、「同じ左の中継ぎ投手がとってもいいピッチングをしていた」こともあり、「あーそろそろだなぁーどうなるのかなーと気になっていた日々」だったそうだ。

ただ、ロッキーズからトレードで中継ぎの左腕フランクリン・モラレス投手を獲得したことで、登録枠を空けるため押し出されるように岡島投手が戦力外となったことについては、「トレードで若い左投手を取ったからってDFAになるとはちょっと私の予想を上回っていました。それについては、やっぱりショック、かなー…。よほど要らなかったんだなぁー…」と悔しい思いもチラリと覗かせている。

今後については、他球団にトレードとなるか、傘下のマイナーに降格となるか、まずは球団に身を委ねることになるため、「とりあえずは、まだ現役を続けるのかな? 取り手があるかな? どうなるかな???? とわからないことだらけの数日ですが、まあ一週間もするころにはきっとひとつ扉が開いていると思います」と、まだ先行きは不透明ながらも、気持ちはしっかり前を向いているようだ。

岡島投手は1975年生まれの35歳。1994年のドラフト3位で巨人に入団し、主に中継ぎやストッパーとして活躍した。2006年には實松一成捕手・古城茂幸内野手との2対1のトレードで日本ハムに移籍。この年、中継ぎとして55試合に登板し、チームのリーグ優勝と日本一に貢献するも、同年オフにFA権を行使してレッドソックスへ。以降、メジャーではすべてリリーフで登板。今季は開幕をマイナーで迎え、4月18日にメジャー昇格、7試合に登板し、1勝0敗、防御率4.32の成績だった。メジャー通算は261試合、17勝8敗6セーブ、防御率3.11。日本での通算成績は439試合、34勝32敗41セーブ、防御率3.36。

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