エアバッグに乗って痛い失敗、宙に舞い“1人バックドロップ”状態に。

2011/05/15 18:46 Written by Narinari.com編集部

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自動車が衝突事故を起こした際に、瞬間的に膨らんで乗員を致命傷から守るエアバッグ。その膨らむ速さは時速100〜300キロ(※国土交通省より)に及び、時には乗員が打撲や骨折などのけがを負う可能性があるほど、膨らんだときの衝撃は相当なものだ。そんなエアバッグの衝撃を“誤った方法”で体験しようとしたおじさんがいる。

おじさんの様子を見られるのは、5月10日にYouTubeへ投稿された動画「Airbag Catapult Fail/Win」(//youtu.be/pSTEVotLhn4)。動画の主人公である年配のおじさんは、何を思ったのか車からエアバッグを取り外し、膨らむときの衝撃で自分の体がどこまで吹っ飛ぶのかを試そうとしていた。映像に姿は記録されていないが、見えないところから大人の男女や男の子の声が拾われているのを聞く限り、家族や知人、もしくは友人といった人々もこの挑戦を見守っているようだ。

地面に置いたエアバッグの上に板を敷き、そこにあぐらを組んで座りながら祈りを捧げるおじさん。両手を合わせて天を仰ぎ、多少の恐怖を感じている様子も覗かせる。対照的に周囲で見物している人たちの声は何やら楽しげだ。女性の笑い声も聞こえてくるなど、全体的に和やかなムードに包まれていた。

しかし、そんなムードも、いざそのときを迎えたところで一変してしまう。おじさんが「I love you」と連呼していたそのとき、板の下に置いていたエアバッグが膨張。中年体型で、なかなかの体重と思しき体は大きく舞い上がり、膨らんだエアバッグは勢いよく飛んで行った。一方、宙に舞ったおじさんは“1人バックドロップ”のような危険な状態で頭から着地。コンクリートのように見える地面に頭から行くというあまりに危険な落ち方に、周囲の大人たちからは驚きの声が上がった。この後のおじさんがどうなったのかは気になるところだが、動画はそこまでは明かしておらず、また、現在までに詳しい情報はわかっていない。

なお、YouTubeの動画の説明文には「子どもはマネしないように」と書かれているが、当然のことながら大人もマネしてはいけない。どんな道具でも、決められた使い方を徹底するよう心がけておきたいものだ。

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