ぽいぽいヘビ放る男性に驚き、数百匹のコブラがいる飼育舎を淡々とお掃除。

2011/05/13 19:56 Written by Narinari.com編集部

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人を死に至らしめるほどの強力な神経毒を持つ毒ヘビ・コブラ。そんなコブラの大群に全く臆することなく、雑に放り投げながら飼育舎の中を淡々と掃除する動物園職員の動画がYouTubeに投稿され、大きな反響を呼んでいる。

この動画は、3月28日にYouTubeへ投稿された「Cleaning the cobra pit」(//youtu.be/YIMigVo1pyA)。「東南アジアの動物園」(英紙デイリー・メールより)を訪れた、米国の観光客によって撮影されたものだという。舞台は数百匹が飼育されているコブラの飼育舎。そこで竹ぼうきとちりとりを持って掃除する男性職員が、この動画の主人公だ。

飼育舎の隅に群がる数十匹と思しきコブラの集団に向かって、全く動じる様子もなく体を屈める職員。彼はその下に溜まっている、フンなどのゴミ掃除に取りかかるところのようだ。しかし、掃除をするには、明らかに居座るコブラたちが邪魔。そこで彼が取った行動は、コブラたちをどかすために、1匹ずつ手掴みで放り投げるというものだった。

何の躊躇もなく、慣れた手つきで胴体を掴んではポイっと放り投げ続ける職員に、恐れている様子はまるでない。コブラたちが発する独特の威嚇音も数多く聞こえるあたりは、動画を見ているだけでも恐怖を感じるところだが、職員にとってはそれも単なる日常なのだろう。しかし、職員の服装がTシャツにひざ丈の短パン、サンダル履きという軽装なのがまた驚かされる。

さらにコブラの移動に取りかかった職員を、1匹のコブラが鎌首をもたげて「シャー」と威嚇。ところがそれにすら一切ひるまず、職員は余裕とばかりにガッと掴んで持ち上げると、これもまたポイッと放り投げてしまう。最後は清掃を終えたところで動画は終了する。

この動画は、5月13日現在で再生回数が330万回を超えるほど話題に。8,350件以上寄せられているコメント欄では「信じられない」「彼は第2の神に違いない」など、淡々と掃除をする職員に驚嘆の声が挙がっている。普段から生態をよく知るからこその行動ではあるが、「世界で最も危険な仕事」(デイリー・メール紙より)とも形容されている彼の仕事ぶりを、ぜひ一度ご覧になってみてはいかがだろうか。

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