スター選手に球場のファンが求婚、ケータイ番号がテレビに写り電話殺到。

2011/05/09 17:22 Written by Narinari.com編集部

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先日、メジャーリーグの試合を球場で観戦していたある女性は、お気に入りのスター選手に向けて「結婚して」と書いたプラカードを掲げていた。ところがプラカードには自分のケータイ番号も書いてあり、これがテレビ中継に映ったことから電話が殺到。結果、騒動はスター選手の耳にも届くという嬉しい展開にはなったものの、残念ながら彼女の「結婚して」の想いは届かなかったようだ。

メジャーリーグ公式サイトや米放送局FOXなどによると、この一件は4月22日にウィスコンシン州ミルウォーキーの球場ミラー・パークで行われた、ブリュワーズvs.アストロズの試合でのこと。通称“ロビン”さんとされている女性が熱い想いをぶつけたのは、ブリュワーズの主軸を担うライアン・ブラウン外野手だ。ブラウン選手はまだ27歳と若く、チームの主軸として活躍するイケメンスター。4月には、現在チームと結んでいる2015年までの契約を5年1億500万ドル(約84億円)で延長することに合意し、ファンを大いに喜ばせていた。

そんなブラウン選手に対し、「Marry me Ryan」とプロポーズのプラカードをスタンドから掲げた“ロビン”さんは、見た目は若干ふくよかな体型のごくごく普通の米国人女性。こうしたプラカードでのスター選手へのアピールは決して珍しい光景ではないが、“ロビン”さんが違ったのはその本気度だ。彼女はプラカードの右上に、自分のケータイ番号を堂々と書き込んでいた。

すると、試合を中継していたFoxスポーツが彼女のプラカードを発見し、そこにズームイン。さらに、リポーターが彼女に直撃してインタビューも行ったため、彼女の存在はアッという間に球場はおろかお茶の間にも伝わってしまった。

結果、テレビにケータイ番号が映った直後から、彼女への電話が殺到。気が付けば「200の着信と600のテキストメッセージ」で溢れかえっていたというほどの反響で、驚いたことに、その中には当のブラウン選手からの着信もあった。

その様子はMLB公式サイトで公開された動画で見ることができる。ブラウン選手は試合後、感謝の気持ちを伝えようと電話をかけたのだが、電話口から聞こえて来たのは留守番電話の録音件数がいっぱいとの応答メッセージ。残念ながら“ロビン”さんは大好きなブラウン選手と直接話すという、またとないチャンスを逸してしまった。そしてさらに試合後の記者会見でブラウン選手は、「ガールフレンドを前日に球場へ連れて来ていた」との事実も告白。“ロビン”さんにとっては喜びと悲しみの入り交じる、なんとも複雑な1日となったのかもしれない。

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