レゴで創る“50年後の城下町”、松江開府400年記念博覧会の一環で企画。

2011/04/28 02:46 Written by Narinari.com編集部

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レゴジャパンと島根県松江市の松江開府400年祭推進協議会は、レゴブロックで全長19mにおよぶ“未来の松江”を創る来館者参加型プロジェクト「レゴ・ブロックで創る、50年後の城下町松江」を発表した。期間は2011年7月23日(土)から8月31日(水)まで、お城が見える博物館「松江歴史館」(島根県松江市殿町279番地)で開催する。

今回のプロジェクトは、「松江開府400年記念博覧会」の一環として行われる子ども向けの夏休み特別企画。レゴ社が行政と組むのはこの企画が初めての試みで、一般参加型としては過去最大規模のイベントだ。     

その内容は、計2,000作品を来館した一般参加者が創作し、制作物では最長となる全長19メートルの巨大ジオラマを完成させるというもの。39日間の制作期間をかけて約5万ピースのレゴブロックを使い、「松江歴史館」展示室内に設けられたスペースに来館者自らが思い思いに建物や乗り物、植物などを加えて、50年後の松江の街を創り上げていく。

巨大ジオラマの街の中心部には、アジア唯一のレゴモデルビルダー(レゴ社が認定する資格を有する者、世界に12人)の直江和由氏が3か月かけてレゴブロックで精巧に再現した、高さ約1メートル、幅約60センチの「松江城」がそびえ立つのも見どころ。その城を取り囲むように、来館者が創作した計2,000個以上の作品が並ぶというわけだ。

島根県松江市は、2007年から築城400年にあたる2011年までの5年間を「松江開府400年祭」とし、最終年にあたる2011年は「松江開府400年記念博覧会」と称してさまざまなイベントや事業を行っている。「松江城」は全国に現存する12天守(弘前城、松本城、丸岡城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城、備中松山城、丸亀城、松山城、宇和島城、高知城)のうちのひとつで、国指定の重要文化財。

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