月9ドラマ「幸せになろうよ」（フジテレビ系／4月18日スタート）の主題歌に起用されるSMAPの新曲「not alone〜幸せになろうよ〜」が、東日本大震災の影響による流通事情などを考慮し、配信限定シングルとして発売されることになった。配信は「着うた」（105円）が4月25日、「着うたフル＋待受画像」（525円）と「リングバックトーン（メロディーコール、待ちうた）」（63円）が5月4日からで、「着うたフル」に関しては1ダウンロードにつき100円をジャニーズ事務所の震災復興支援プロジェクト「Marching J」に寄付する。

「not alone〜幸せになろうよ〜」は、当初5月4日にCDシングルとして発売を予定していた楽曲。しかし、CDシングルの発売にあたっては短期間に大量のCDを生産する必要があること、さらに今回の東日本大震災によって東日本のCDプレス工場や印刷工場における節電、全国のファンに同時にCDを届けるという流通事情などを考慮した結果、今作は配信限定という形でのリリースが決定した。月9の主題歌が配信限定で発売されるのは初めての試みとなる。

この決定についてフジテレビの村瀬健プロデューサーは「フジテレビ月9としては初の試みではありますが、今の日本の現状を考えたとき、ぜひ『幸せになろうよ』プロデューサーとして協力させて頂きたいと考え、賛同させて頂きました」とコメント。

また、同ドラマで主演を務める香取慎吾も「CDシングルではなく、配信だけの発売に決まりましたが、僕らの想いは、皆さんに必ず届くと信じています。ドラマ『幸せになろうよ』とSMAPの新曲で、少しでも幸せを感じて頂けたら嬉しいです。YOU ARE NOT ALONE!!」とメッセージを送っている。

なお、CDの形態での発売は現時点では「未定」としているが、今後計画していく予定だという。