「永遠のパズル」などのヒット曲で知られる歌手の榊いずみ（旧芸名は橘いずみ）が、第2子を妊娠したことを公式ブログで報告している。

4月6日付けエントリー「ご心配おかけしました！」では、「実は、私事ではありますが、お腹に赤ちゃんが出来ました」と妊娠を報告。「まだ安定期ではないので、みなさんに報告しようかどうか迷いました」と、当初はまだタイミングではないと考えていたようだが、3月下旬に体調不良でライブを延期した後、ファンから心配の声が寄せられていたため、今回報告することにしたという。

榊は2007年に第1子となる女児を出産しており、お腹の赤ちゃんは第2子。現在は「前の娘の時とは違って、ひどいつわり」に悩まされ、ライブを延期したのはそうしたつわりに加えてぎっくり腰になり、「立ち上がることも座ることも出来ず、泣く泣く延期させてもらいました」と、辛い決断だったそうだ。

そして、「世の中はまだまだ、不安や混乱や悲しみがあふれています。そんなときに生まれてこようとする命は、何か大きな生命力に包まれている気がする。わたしに出来ることを探す日々ですが、今は、お腹の子を大事に育てていくのがわたしの大きなひとつの仕事のなのではないかと思います」と、出産へ臨む強い決意をつづっている。

42歳の榊いずみは1992年に“橘いずみ”としてデビューし、「失格」「バニラ」「サルの歌」などのヒット曲を連発。中でも安田成美主演ドラマ「この愛に生きて」（フジテレビ系）の主題歌に起用された「永遠のパズル」は、ドラマの衝撃的な内容も相まって、当時鮮烈なインパクトを残した。2005年12月に映画監督の榊英雄監督と入籍し、“榊いずみ”に改名。2007年11月に第1子を出産している。