中国特別警察が「お見合い大会」、出会いなき隊員54人の恋人を募集。

2011/03/31 14:30 Written by Narinari.com編集部

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忙しい日々を送る社会人の中には「異性と出会うチャンスがない」と嘆いている人も多いかもしれない。どんなに仕事が忙しかろうとも、異性と触れ合う機会に恵まれている職場・仕事ならばまだ良いが、異性にまったく縁がない職場環境だとしたらそれこそお手上げだ。中国の特別警察の隊員も訓練や任務に明け暮れる日々を送っており、色恋沙汰とは縁の薄い生活を送っている。そこで北京の特別警察は一般市民との交流イベントで未婚や彼女がいない隊員のために“お見合いイベント”を敢行。結果は大盛況だったという。  

中国メディア東方虹網などによると、特別警察の“お見合いイベント”が行われたのは3月下旬のこと。北京市公安局巡特別警察本隊開催の「警菅開放日(警察と一般市民の触れ合いイベント)」での一幕だ。

一般の警察と異なり、特別警察は市民にとって秘密の多い“謎”の存在。「警菅開放日」では普段あまり接点がない特別警察の職務内容や最先端の装備などを間近に見られるだけでなく、特別警察が実際に行っている訓練を体験できるということで、当日は老若男女問わず5,000人以上が参加するイベントになった。

そうした中、同イベントの中でも多くの市民やメディアの関心を集めたのが“お見合いイベント”だ。独身の特別警察隊員54人の写真やプロフィールを公開し、市民との縁結びを図った。

この“お見合いイベント”はかなりの人気を博したようで、500人程度の交際希望者が集結。希望者の多くは若い女性がだったが、中には孫娘の結婚相手を探しに訪れた70歳のおばあさんなどもいたようで、隊員の写真やプロフィールが掲載された自己紹介ファイルの激しい争奪戦が繰り広げられたという。

“お見合いイベント”に参加した隊員の一人は地元紙に対し、「(その女性と)結婚するかどうかは別にして、普通の女の子と友だちになれるだけでもとても嬉しい」と大はしゃぎ。イベント関係者も「特別警察の任務は過酷でしかも秘密が多い。異性と出会うチャンスは少なく、結婚相手を探すのはとても困難です」と語り、このようなイベントが彼らの生活の糧になることを期待したという。

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