街中に突如現れたねんどの車、GMが新車のプロモーションで制作・展示。

2011/03/12 16:34 Written by Narinari.com編集部

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ゼネラル・モーターズの「シボレー・オーランド」は、2008年夏にフランスで開かれたパリモーターショーでコンセプトカーがお披露目され、昨年市販モデルを正式に発表、2011年からカナダと欧米で発売される予定となっています。家族用を想定したミニバンで、7人乗りの車体は、直線基調のがっしりとしたイメージが特徴です。

その「オーランド」の英国での発売を記念して、原寸のレプリカがロンドンの街に突如現れました。しかもこれはただのレプリカではなく、車体すべてが「プレイ・ドー」という子ども向けの小麦ねんど(日本ではタカラトミーから販売)で出来ているのです。さらに総重量は1.5トン。まさに巨大ねんどの塊です。

ゼネラル・モータズは、今回の新車発売プロモーション行うにあたり、「大人になった英国人が最もノルタルジアを感じる玩具」というアンケート調査からアイデアを得たそう。同社の調査で堂々の1位に輝いたのが「プレイ・ドー」(19%)で、2位の「LEGO」(17%)、「キンダー・エッグ」(15% ※日本でいうキンダー・サプライズ)を上回る支持を集めました。

それにしても、1.5トンもある真っ青な「プレイ・ドー」仕様の車が、何の前触れも無く路上に駐車されているのを見たロンドンの人々は、さぞかしビックリしたことでしょう。同社が公開している写真にも、思わず立ち止まって、恐る恐るねんど製の「オーランド」に触れてみる人たちがたくさんいたようです。

シボレー広報のレス・タートンさんは、「この新しい『オーランド』は、人々の注目を集めるべき車。とても型破りなミニバンであり、通りすがりに思わず振り返って見つめてしまうほどでしょう。特に今回のように車体がねんどだったりするとなおさらです。親世代がまだ秘めている『童心』に語りかけることが出来たのなら幸いです」とコメントしています。

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