木村太郎氏の“K-POP”発言を謝罪、「Mr.サンデー」に韓国側から指摘。

2011/03/07 02:52 Written by Narinari.com編集部

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2月6日放送の情報番組「Mr.サンデー」(フジテレビ系)にコメンテーターとして出演したキャスターの木村太郎氏が、「K-POPの動画再生回数を韓国政府内のブランド委員会が上げさせている」という趣旨の発言をしたことについて、同番組は3月6日の放送で「誤解を招く表現がありました。大変失礼いたしました」とお詫び。また、木村氏の発言の真意について説明を行った。

6日の放送には木村氏は出演しておらず、宮根誠司と共に司会を務める滝川クリステルが原稿を読み上げる形で説明。まず、「木村さんは、『韓国政府の中にブランド委員会があり、広告会社にYouTubeのK-POPの動画の再生回数を増やすように言っている』という趣旨のコメントをしました」と発言の内容を改めて紹介、このコメントについて韓国の国家ブランド委員会から「特定の映像に対して再生誘導を依頼したことはない」との指摘を受けたそうだ。

その上で、木村氏の発言の“真意”にも触れ、「韓国では、K-POPを自国の文化的財産として大切にしていて、多くの人々に見てもらうため、政府としてもその普及に取り組んでいる、というもので、特定の映像を再生誘導しているという意味ではありませんでした」と釈明。「誤解を招く表現がありました。大変失礼いたしました」とお詫びした。

同番組によると、韓国の国家ブランド委員会は大統領直属の組織で、韓国のブランド価値を向上させるための業務を調整・統合する機関だという。

木村氏の発言は2月6日の放送後、2ちゃんねるやツイッターなどで大きな反響を呼び、日本でのそうした反応を受けて韓国紙中央日報の日本語版は2月28日に「『K-POPの流行は韓国政府が操作した詐欺』…日本放送」と題する記事を掲載。同紙は木村氏のコメントや韓国ネットユーザーの反応などに触れた上で、国家ブランド委員会対外協力局事務官の「大衆文化を国家がコントロールするのは常識的にありえない。あきれてしまう」「どうすれば地上波でそのような謀略をろ過なく放送できるのか、不快だ」(中央日報より)といったコメントなどを紹介している。

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