既婚者が離婚を考える理由は? 男女とも1位は「家庭生活に非協力的」に。

2011/02/23 18:42 Written by Narinari.com編集部

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平成21年の離婚件数が、前年よりも2,000組多い25万3,000組(厚生労働省調べ)に上るなど、日本でも年々増えている離婚の問題。そんな離婚に関する法律相談が多く寄せられるという「弁護士ドットコムモバイル」(//www.bengo4.com/mobile/)は、離婚について結婚相手の同意を得られていない既婚者を対象に「離婚を考える理由」に関する調査を実施した。

この調査は2010年4月1日〜2011年2月15日の期間、1,629人を対象に行われたもの。その結果、まず、離婚を考えている理由としてトップだったのは「家庭生活に非協力的(生活費を払わないなど)」で、男女別でも圧倒的な1位となった。

2位以下は男女で異なる結果が出ており、男性の2位は「結婚相手の浮気(性交渉に発展しているケースに限る)」、3位は「相手の暴力行為」に。女性の2位は「結婚相手の暴力行為」、3位は「結婚相手の浮気(性交渉に発展しているケースに限る)」となっている。

また、同サイトでは離婚について、結婚相手の同意の有無に関わらず、離婚を希望しているユーザーを対象に「浮気、セックスレス、暴力行為、家庭生活に非協力的、性格の不一致、結婚期間、子どもの有無」の状況から離婚慰謝料額の目安を調査。すると、「平均で約200万円の慰謝料を相手に請求できると思われる」(同サイトより)という結果になったという。


☆「離婚を考える理由」男女総合トップ5
回答者の平均年齢:34歳(男性:35歳、女性:33歳)
1位 41.1% 家庭生活に非協力的。(「生活費を払わない」など)
2位 28.3% 相手の暴力行為。
3位 22.5% 相手の浮気。(性交渉に発展しているケースに限る)
4位 6.3% 相手が結婚関係の継続が難しい程、精神的に不安定なため。
5位 1.5% 相手が失踪したなどで生死が不明。

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