阪神の下柳剛投手、引退のジェフ・ウィリアムス投手に惜別コメント。

2011/02/18 06:28 Written by Narinari.com編集部

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先日、2009年まで所属していた阪神を通じて現役引退を表明したジェフ・ウィリアムス投手に、かつての同僚・下柳剛投手が公式ブログに惜別のコメントをつづっている。

18日に更新されたエントリー「ジェフ」では、「先日、ジェフが引退を表明しました、寂しい限りです」と現在の胸中を明かし、「ともに戦った長い日々を思い出します。誰より熱いハートをもったピッチャーでした」と当時を回顧。そして「二年間復帰のために努力していたのに残念です」と引退を惜しみ、最後は「少しリラックスして家族との時間を楽しんで下さい。本当にお疲れ様でした」とコメントしている。

チームメイトやファンからも親しみを込めて“ジェフ”と呼ばれ、愛されたウィリアムス投手は2003年に阪神に入団し、2009年までの7年間にわたり抑えや中継ぎとして活躍。2003年のリーグ優勝、そして勝利の方程式「JFK」(J=ジェフ/F=藤川/K=久保田)が確立された2005年のリーグ優勝にも大きく貢献した。しかし、2009年のシーズン中に左肩を痛め、手術を受けるため帰国。そのまま復帰することなく退団となった。

以降、阪神での復帰を目指してリハビリに専念していたが、左肩の故障が再発し、今年2月14日に現役引退を表明。球団を離れてからしばらく経つ外国人選手の引退が旧所属球団から発表されるのは異例だが、この点についてウィリアムス投手は「タイガースから現役引退を発表したのは、自分が最も愛着のある、そしてお世話になった球団だからそうしたかったのです」と説明している。

通算成績は7年間で371試合に登板し、16勝17敗47セーブ、141ホールド、防御率2.20。2004年にはアテネ五輪にオーストラリア代表として出場し、銀メダルの獲得に貢献した。

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