強烈な風味の「ベーコンガム」、噛み続けると次第に“生っぽい味”に…。

2011/01/07 06:06 Written by Narinari.com編集部

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米国人のベーコンに対する愛情は、日本人の目から見れば“異常”とも言えるレベル。食材としてだけでなく、さまざまなベーコングッズも販売され、「好きな食べ物はベーコン、いつでもベーコンに囲まれていたい」――という人も少なくない。さらに近年はベーコンをスイーツやお菓子に取り入れるという画期的(?)な動きもあり、例えばかつて米タイム誌では「ベーコン・デザート」の特集が組まれたこともあるほどだ。そのため、ベーコンを使ったお菓子の類はチラホラと存在しているのだが、ナリナリドットコムの米国特派員はこのたびベーコンガムやベーコンキャンディを入手。どのような味なのか簡単にレポートしていこう。

今回入手したのは、Accoutrements社の「ベーコンガムボール」(22個入り/8ドル99セント)と、DAS Foods社の「メープルベーコンロリポップ」(1個50セント)。ガムは姉妹品として「ベーコンミント」(7ドル99セント)や「ベーコンジェリービーンズ」(10ドル95セント)なども販売されている。

ベーコンガムのパッケージは、ガムを膨らませているベーコンのキャラクターがデザインされた赤い缶。中には丸いガムが22個、そのままの状態で入っている。個包装はされておらず、捨て紙などもない。

早速1粒口に放り込んで噛んでみると、まず最初にスモークしたベーコンの強烈な“おいしい風味”が、ムズムズするほど鼻に響いた。噛んですぐ「ベーコンガム」の洗礼を受けた格好だが、確かに口の中で広がっているのはベーコンの味で間違いない。ただ、噛み続けて行くと、次第に生っぽい味に変化。10秒以上口に入れていると、だんだん噛んでいるのが苦痛になってしまった。ちなみにベーコンではあるものの、味はそれなりに甘い。

もう一方のベーコンキャンディは、棒のついたタイプのアメ。ベースの部分はメープルシロップのアメで、その中に刻んだベーコンが入っている。もともとメープルシロップとベーコンの組み合わせは米国の朝食メニューではよくあるコンビネーションのため、このキャンディは意外にも悪くない。塩加減と甘さが絶妙で、オススメできる一品だ。

ちなみに今回、お菓子ではないが「ベーコンソープ」なる石けんも入手していたのだが、残念ながらその香りはベーコンとは判別できない程度。強烈なニオイで、体を洗えば全身からベーコンのニオイが漂う――といったインパクトを期待していたのだが、その期待は脆くも崩れ去ってしまった。

最近は海外のショッピングサイトでも日本へ発送してくれるところが増えているため、ひょっとするとこうしたベーコンのお菓子を日本から購入できるチャンスがあるかもしれない。もしめぐり逢えたなら、百聞は一見にしかず、皆さんも挑戦してみてはいかが?

※試食の様子は動画「ベーコン味のお菓子を食らう。」(//www.youtube.com/watch?v=gNyMfFy2rVA)を参照。

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