サッカーのW杯や冬季五輪など、大きなスポーツイベントに湧いた2010年。日本生命保険相互会社は、そうした今年のスポーツについてアンケート調査を実施、その結果を発表した。

この調査は10月4日から11月12日の期間、パソコンとケータイユーザー30,381人を対象に行われたもの。まず、「2010年、感動したスポーツイベントは？」との質問では、ダントツのトップに「FIFAワールドカップ」（32.1％）が輝いた。これに「バンクーバーオリンピック」（12.8％）、「世界フィギュアスケート選手権」（9.2％）、「箱根駅伝」（8.7％）、「プロ野球ペナントレース」（8.2％）、「全国高校野球選手権大会」（8.0％）、「全英オープンゴルフ」（4.6％）、「プロ野球セ・パ交流戦」（3.6％）、「四大陸フィギュアスケート選手権」（3.0％）、「大相撲」（2.4％）と続いている。

全体的にはやはり国際的なイベントが上位を占める傾向。競技では、世界フィギュア、四大陸、そしてバンクーバーオリンピックも含めると3項目がランクインしているフィギュアスケートが目立つ結果となった。

次に「2010年、最も活躍したと思うスポーツ選手は？」とたずねたところ、トップは10年連続200本安打の偉業を達成した「イチロー」（27.9％）に。以下、「石川遼」（16.7％）、「本田圭佑」（13.1％）、「白鵬」（4.7％）、「浅田真央」（4.5％）、「宮里藍」（2.7％）、「クルム伊達公子」（2.2％）、「高橋大輔」（1.8％）、「マートン（阪神）」（1.4％）、「小林可夢偉」（0.6％）と続いている。

最後に「子どもまたは孫に習わせてみたい（習っている）スポーツは？」とたずねたところ、「水泳」（18.0％）がトップ。水泳は比較的低年齢からでも習うことができるため、高い支持を得ているようだ。これに「野球」（15.3％）、「サッカー」（13.8％）、「テニス」（9.0％）、「ゴルフ」（7.7％）、「剣道・柔道」（6.7％）、「バレエ・ダンス」（6.2％）、「バスケットボール」（3.7％）、「バレーボール」（2.2％）、「フットサル」（1.2％）と続いている。