中国にニセ実物大ガンダム立つ? 独特なオレンジ色も造形はそっくり。

2010/12/10 17:08 Written by Narinari.com編集部

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これまで中国のテーマパークでは、ディズニーや日本のアニメキャラクターの無断使用がたびたび発覚しては問題となってきたが、最近「四川省のテーマパークで“実物大ガンダム”が建造されている」との中国発の情報が流れ、中国の掲示板サイト「百度貼子」や「玩家網」、日本のブログ「『日中文化交流』と書いてオタ活動と読む」や「今日もやられやく」などで話題を呼んでいる。

実物大ガンダムは昨夏東京・お台場の潮風公園での展示を経て、現在は静岡市のイベントに出展中。特にお台場での展示では400万人以上の人々が訪れ、ファンはもちろん、普段あまりガンダムに興味のない人も関心を寄せ、大きな注目を浴びたのは記憶に新しい。

その実物大ガンダムが、四川省のテーマパークでも建造されているという。現時点では情報が少ないためハッキリとしたことはよくわからない状況だが、このガンダムは本物とはまったく異なるオレンジ色で、大きさは日本のものよりも少し小さいようだ。しかしながら、その造形はガンダムと瓜二つであり、実物大ガンダムの「山塞」(=ニセモノ)であることは間違いない。

中国ではこの写真がネットにアップロードされるや否や、多くのガンダムファンと思われる人からの書き込みが相次いでいる。その意見はさまざまだが、中国人から見てもやはり何かがおかしいと感じている人が多いようだ。

ちなみに、中国産の実物大ガンダムの写真の右下には、小さくテーマパークの名前が記されており、そこには「国色天香楽園」とある。公式サイトによると、同テーマパークは四川省成都市温江区にある施設で、園内は「ビール王国」や「桜の都」など9つのテーマランドで構成。中には「日本館」「アメリカ館」のように、各国をテーマにした施設もあるようだ。なお、同テーマパークに写真の実物大ガンダムについて問い合わせをしているが、今のところまだ返事はもらえていない。

いずれにせよ、現在はブログや掲示板での情報が中心で、中国産の実物大ガンダムの詳細は不明。四川省に関する新聞報道を集めたポータルサイトでも関連情報は見当たらないため、今後新しい情報が入ることに期待したい。

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