「忘年会に参加する」は58.0%、1回の予算トップは「4,000〜6,000円」。

2010/12/08 05:43 Written by Narinari.com編集部

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年の瀬も迫り、世間はいよいよ忘年会シーズン。スケジュール帳を見ると、すでに忘年会の予定が毎週のように入っているという人も多いかもしれない。そんな今年の忘年会について、アサヒビールお客様生活文化研究所は意識調査を実施した。

この調査は11月24日〜30日に、全国の20歳以上の男女男女3,495人(男性1,787人、女性1,708人)を対象に行われたもの。まず、忘年会への参加意向を探るべく、「忘年会に参加する?」とたずねたところ、「参加する」は58.0%、「まだ決めていない」は24.6%、「行かない」は17.4%だった。

次に「忘年会に何回参加する予定?」との質問では、「2回」(34.3%)がトップ。以下、「1回」(32.6%)、「3回」(21.7%)、「4回」(5.8%)、「5回以上」(5.6%)と続き、全体の約7割は複数回参加する予定であることがわかった。ちなみに、世代別で「2回以上」の参加意向を見てみると、20代は63.1%だったのに対し、30代では69.0%と急増。さらに60代では70.3%となり、家族や仕事関連の付き合いの多い世代で「複数回参加」が目立つ傾向となっている。

では、忘年会の予算はどれくらいを考えているのだろうか。「1回参加あたりの予算は?」との質問では、「4,000〜6,000円未満」(49.6%)がトップ。これと「2,000〜4,000円未満」(32.9%)を合わせると8割を超え、忘年会の予算はだいたい2,000〜6,000円の間に収まることが多いようだ。なお、「おごってもらう」との回答も3.1%あった。

楽しい忘年会にするためには店選びも大切。そこで「忘年会の場所選びで、幹事さんにお願いしたいポイントは何ですか?」とたずねたところ、トップは「個室・貸切できるお店」(31.4%)に。以下、「食べ放題・飲み放題がある」(26.0%)、「値段が安い(質よりも価格重視)」(23.8%)、「和食がおいしい」(23.2%)、「座敷がある」(20.9%)と続いた。

最後に「忘年会のお店でそろえてほしいお酒は何ですか?」とたずねたところ、ダントツの1位は「ビール」(74.6%)に。これに「チューハイ、サワー」(43.0%)、「焼酎」(34.9%)、「ワイン」(31.7%)、「カクテル」(27.0%)、「梅酒など果実酒」(26.7%)、「日本酒」(25.5%)と続いた。

注目すべきは8位に「ノンアルコールビール」(17.4%)、10位に「ノンアルコールカクテル」(12.0%)が挙げられている点。「ドライバー」や「お酒が弱い人」でも一緒に場の雰囲気を楽しめるという声が多数寄せられており、ノンアルコール飲料は忘年会へのカジュアルな参加を促進する重要なポイントとなっているようだ。

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