鮭の呼び名は「しゃけ」に軍配、食べる頻度は「週1日以上」が47.5%に。

2010/12/04 08:10 Written by Narinari.com編集部

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朝食、昼食、夕食のいずれのシーンでも食べる機会が多い、日本人の食卓に欠かすことができない鮭。そんな鮭について、マルハニチロホールディングスは「鮭に関する意識調査」を実施した。

この調査は15歳以上の男女1,000人を対象に行われたもの。まず、「美味しいと思うコンビニのおにぎり」についてたずねたところ、最も多いのは「ツナマヨ」(59.6%)で、これに「鮭」(54.7%)が続いた。以下、「明太子」(47.4%)、「とり五目」(44.2%)、「昆布」(38.0%)の順となっている。年代別では40代・50代で「鮭」が最も多く、57.4%だった。

続けて「毎日食べても飽きないと思うコンビニのおにぎり」についてたずねたところ、トップは「鮭」(36.8%)に。以下、「ツナマヨ」(34.9%)、「梅」(30.9%)、「明太子」(27.9%)、「昆布」(24.8%)が続いた。年代別に見ると「ツナマヨ」に差が見られ、10代・20代では47.3%、30代では38.4%、40代・50代では22.4%と、若い世代ほど「ツナマヨ」を好む傾向が現れている。

次に、「朝ごはんに出てきて欲しい焼き魚」についてたずねたところ、「鮭」はトップで57.0%。これに「鰺(アジ)」(11.2%)、「柳葉魚(シシャモ)」(7.3%)が続いたが、「鮭」は圧倒的な数字となっている。日本人にとって鮭が朝ごはんのおともの定番中の定番であることが改めて数字にも表れていると言えそうだ。

また、「海鮮丼に入っていないと寂しいと感じるもの」についてもたずねると、「いくら」(54.9%)が最多に。これに「まぐろ赤身」(48.5%)、「海老(エビ)」(44.2%)、「サーモン」(32.9%)、「うに」(32.7%)が続いた。ちなみに男女間で差が見られたのは「サーモン」と「海老(エビ)」で、「サーモン」は男性27.2%に対し、女性は38.6%。「海老(エビ)」は男性39.2%に対し、女性は49.2%と、いずれも女性のほうが高い。

さらに「牛丼チェーン店の朝食サイドメニューのおかずで一番好きなもの」については、「鮭」は「たまご」(17.4%)に続く2位(11.7%)。「ハンバーガーチェーン店で食べたいと思うフィッシュバーガー」では「鱈(タラ)」(23.9%)に次いで2位(15.8%)だった。


この調査ではさらに質問を広げ、食べる頻度や、鮭の呼び名などについても聞いている。「鮭をどれくらいの頻度で食べているか」の質問では、「ほぼ毎日」(1.9%)、「週4〜5日程度」(2.3%)、「週2〜3日程度」(15.4%)、「週1日程度」(27.9%)となり、それらを合わせた「週1日以上」は47.5%に。これに「月に2〜3日程度」(30.8%)と「月に1日程度」(11.1%)を合わせると、「月1日程度」は89.4%と高い割合となった。

では、どのようにして食べる機会が多いのだろうか。「食べている鮭の食品」をたずねると、トップは「切り身を調理したもの」(67.9%)。以下、「鮭のフレーク」(47.9%)、「刺身」(42.9%)、「いくら・すじこ」(34.2%)、「スモークサーモン」(16.8%)と続いている。

そして呼び名について頻繁に使用しているモノをたずねたところ、「さけ」の38.2%に対し、「しゃけ」は61.8%となり、「しゃけ」が多く使われていることがわかった。ただ、エリア別に見ると、中部エリアにおいては「さけ」が49.0%、「しゃけ」が51.0%と、両者は拮抗している。

また、「鮭に期待すること」の質問では、「おいしさ」(71.4%)がトップ。以下、「食べやすさ」(52.3%)、「安さ」(43.2%)、「調理が簡単なこと」(39.2%)、「色々な調理に使えること」(32.8%)という結果となった。

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