“度胸比べ”で熱湯を一気飲み、ノドに大やけどを負い病院に運ばれる。

2010/11/23 11:42 Written by Narinari.com編集部

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男性なら子どもの頃、友だちと無茶なことを行う“度胸比べ”をした経験がある人もいるだろう。大人となった今振り返れば、なぜそんな危険なことをしていたのか、いかに怖いもの知らずだったのかと、ゾッとすることも多いかもしれない。中国ではこのたび、友だちと“度胸比べ”を行い、熱湯を一気飲みした学生が病院に運ばれるという一件が起きた。

中国紙瀟湘晨報によると、この一件は湖南省にある湖南鉄路科技職業技術学院でのこと。同校に通う15歳の文羽くん(仮名)は、学校での自習を終えた夜9時ごろ、友だちとともに寮へ帰宅した。すると、同じ寮で暮らす別の友だちが遊び半分で一杯の熱湯を用意し、「一気飲みできたら50元やるぞ!」と挑発してきたという。

ほかの学生が様子をうかがう中、文くんは挑発に乗ってコップを手に取り、一気飲み。コップには300ミリリットル程度の熱湯が入っており、文くんは飲み干すことに成功した。しかし、熱湯を飲み干した文くんを悲劇が襲う。10分もしないうちに文くんは激しいおう吐に見舞われ、そのまま病院へ救急搬送されてしまったのだ。

医師の話では、文くんはノドに重度のやけどを負っており、気管切開手術をして呼吸を確保しなければ命の危険もあるとのこと。文くんは熱湯を飲んだときに痛みを感じなかったようだが、これはあまりにやけどの程度がひど過ぎ、末梢神経がやられてしまっていたからだという。

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