「オタクはかっこいい」のコンセプトのもと、さまざまな視点から“クールなオタク”を紹介する書籍「OTACOOL（オタクール）」シリーズ。その第4弾となる「OTACOOL4 WORLDWIDE ILLUSTRATORS」が、12月28日にコトブキヤから発売される。価格は1,995円（税込み）。第1弾の「オタク部屋」、第2弾の「世界のコスプレイヤー」、第3弾の「机」に続く今回のテーマはズバリ「イラスト」だ。

「OTACOOL4」は、海外からの登録者も多い国内最大手のイラストコミュニケーションサイト「pixiv」とコラボ。同サイトのアクセス数の中で10％を占める海外ユーザーも含め、国内外にイラストの投稿を呼び掛け、集まった1,200件のイラストの中から厳選した189件を掲載している。掲載国は日本、米国、カナダ、中国、台湾、韓国をはじめ、ブルネイ、モンゴル、プエルトリコ、ホンジュラス、チリ、ブラジルなどなど、世界30か国と実にワールドワイドだ。

また、実写映画が来年公開予定のマンガ「GANTZ」原作者の奥浩哉や、アニメ化され話題を呼んでいる「薄桜鬼 〜新選組奇譚〜」キャラクターデザイン担当のカズキヨネなど、有名マンガ家やイラストレーターへのインタビューも掲載。同インタビューでは前作「OTACOOL3」で好評だった仕事部屋写真も含め、制作環境や使用機器・マシン、よく使う資料、好きな時代設定・人物、普段の生活スタイルといった話題が盛り込まれるなど、ファンならずとも気になる内容だ。

なお、今回はイラスト集のため、従来のシリーズよりもページ数・サイズともにボリュームアップ。フルカラー160ページで、国内外のイラスト事情が一目瞭然の一冊となっている。