アップルが新型の「MacBook Air」を発表、小型の“弟分”もデビュー。

2010/10/21 04:43 Written by Narinari.com編集部

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アップルは10月20日(米国時間)、スペシャルイベント「Back to the Mac」を開催し、13.3インチ液晶を搭載した新型「MacBook Air」や、その“弟分”となる11.6インチ液晶搭載モデルなどを発表した。日本のアップルストアでも本日から販売を開始しており、アップルストア価格は11インチモデルは88,800円から、13インチモデルは118,800円から。

「MacBook Air」は、衝撃的な薄さとデザインの製品として2008年1月にデビューを飾り、翌年6月にマイナーチェンジ。それから現在まで沈黙を守ってきたこともあり、今回のイベント開催前には「いよいよ来るか、来るか」と期待が高まっていた製品だ。そして夏頃からネットで流れていた噂の通り、「Back to the Mac」では、iPadなどで培った技術を反映させ、より薄く、軽くなった13インチの新型と、スティーブ・ジョブズCEOが“弟分”と表現する11インチモデルが発表された。

13インチモデル(1440×900ピクセル)は、最厚部1.7センチ、最薄部0.3センチの本体に、最大2.13GHzのCore2Duoプロセッサを搭載(1.86GHzと2.13GHzから選択)。HDDは搭載せず、最大256GBのSSDを採用、メモリは2GB、NVIDIA GeForce 320M、802.11n Wi-Fi、Bluetooth 2.1+EDR、Face Timeカメラ、SDカードスロット、USB2.0ポート×2、フルサイズキーボード、マルチタッチトラックパッドなどを搭載している。本体サイズは高さ0.3〜1.7センチ×幅32.5センチ×奥行き22.7センチ、重量は1.32キロで、バッテリー駆動時間はWi-Fiでネット接続した場合には最大7時間、待機時間は最大30日。

ちなみにこのバッテリー駆動時間は、ジョブズ氏曰く「パソコン業界のバッテリーテストは実際の使用条件を反映していないことが多い」点を踏まえ、厳しいテストを実施した上での数字とし、より正確な数字を弾き出したという。

そして“弟分”の11インチ(1366×768ピクセル)モデルは、基本的な構成は13インチモデルと同じもの。ただし、プロセッサは最大1.6GHz(1.4GHzと1.6GHzから選択)、ストレージは最大128GBで、SDカードスロットが省かれ、バッテリー駆動時間はWi-Fiでネット接続した場合には最大5時間、待機時間は最大30日となっている。本体サイズは高さ0.3〜1.7センチ×幅29.95センチ×奥行き19.2センチ、重量は1.06キロ。なお、両モデルとも光学式ドライブは搭載していない。

各モデルの価格は次のとおり。(※いずれもアップルストア価格)

11インチ:64GBモデル 88,800円
11インチ:128GBモデル 108,800円
13インチ:128GBモデル 118,800円
13インチ:256GBモデル 148,800円

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