いろいろなフレーバーのたれを採用した商品など、新しいタイプの納豆の提案を続けているミツカンの「金のつぶ」シリーズ。そんな同シリーズに、コリッとした枝豆食感の納豆「金のつぶ あらっ便利！ おつまめ」が登場する。10月1日に発売で、東北・関東・甲信越エリア限定。

「金のつぶ あらっ便利！ おつまめ」は、国産の中粒大豆だけを使い、ミツカンの独自製法で枝豆のような食感を実現した納豆。コリッとした食べ応えのある食感は、「ご飯のお供だけではなく、お酒の“おつまみ”としても楽しめます」（ミツカンより）と、“おつまみ”用途にも重点を置いている。

今回、こうしたおつまみ用途でも楽しめる納豆を商品化したのは、同社が行った「“家飲み”事情」調査でも浮き彫りになった、昨今のおつまみ市場を取り巻く状況が背景にある。同調査は“家飲み”時の「おつまみ調理の不満点」などをたずねたものだが、不満点のトップは「手間がかかる」（33％）で、以下、「作る時間がない」（17％）、「何を作っていいか分からない」（17％）、「味付けがワンパターンになる」（16％）と続いた。約半数は手間や時間に不満があることがわかり、それならばと、“家飲み”を応援する商品として「おつまめ」を企画したそうだ。

なお、ミツカンは「金のつぶ」シリーズで、超やわらかい食感が特長の「超やわらか納豆とろっ豆」も発売中。納豆の食感のバリエーションを広げることで、新たな食シーンの提案による市場の活性化を目指していくという。