車購入も体が大きくて乗れず、“お預け”に一念発起し約60キロの減量。

2010/09/09 13:00 Written by Narinari.com編集部

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すぐ目の前にあるのに“お預け”というのは誰にとっても苦痛なものだが、念願の車を手に入れた英国のある女性は、自分の大きい体と胸が邪魔になってシートベルトができず、“お預け”状態となってしまった。「目の前に自慢の愛車があるのに運転できないなんて……」。そう思った女性は一念発起。頑張ってダイエットをした結果、127キロあった体重を1年半かけて約60キロも落とし、いまはドライブを楽しんでいるそうだ。

英紙サンやデイリー・エクスプレスなどによると、英南西部ニースで暮らす37歳のレベッカ・ケリーさんは、彼女が“夢の車”と感じていたダイハツの「コペン」を購入した。軽オープン・スポーツカーらしいスリムな車体の「コペン」を買うために「長く節約した」(サン紙より)というケリーさんは、1万4,000ポンド(約180万円)をはたいてようやく自分の物に。それだけに、目の前の「コペン」には「誇りと喜び」を感じていたという。

ところが、高い買い物をしてからわずか数週間後、ケリーさんに大きな問題が発生した。当時の体重は約127キロ、ブラジャーサイズが48FF(アンダー106〜110センチ、H〜Iカップに相当)という体のため、突然シートベルトが締められなくなったそうだ。慌てたケリーさんは延長ベルトがないか店に向かったが、残念ながらベルトを変えるのは「違法」だと分かり、この計画を断念。痩せる以外に道がないことを悟った彼女は、大好きな食べ物を諦め、自分の体を車に合わせることを決意した。

それまで「私は、自分の体がどれだけ大きくなっていたのか分かってなかった」と話すケリーさん。酒にチップス、チョコレートにドネルケバブと、高カロリーの食べ物をこよなく愛していた彼女だが、それ以上に車に乗れない辛さのほうが大きかったという。「私の美しい車を運転できなくて、我慢できなかった」。そう語ったケリーさんは食べ物よりも車を選び、ダイエットを開始した。

ジムに入り、地道にダイエットを続けたケリーさんの体は着実に細くなり、開始から1年半で体重は70キロに到達し、57キロの減量に成功。バストもブラジャーサイズが36D(アンダー76〜80センチ、D〜Eカップに相当)まで小さくなったという。「生まれ変わったみたい」「シートベルトに締め付けられる感じもない」と、すっかり容姿が変わり、今は「自分のしゃれた車でのドライブほど楽しいことはない」(デイリー・エクスプレス紙より)と愛車を満喫している。

ちなみにケリーさんにはボーイフレンドがいるが、彼も2人仲良くドライブも楽しめるようになり喜んでいるそうだ。

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