空港の暇潰しに滑り台はいかが? シンガポールのチャンギ国際空港に登場。

2010/09/03 13:29 Written by Narinari.com編集部

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アジアを代表するハブ空港として、多くの飛行機が乗り入れているシンガポールのチャンギ国際空港。中継地として大きな存在感を示す空港機能のみならず、利用客が大いに満足できる設備を豊富に取り揃え、世界から高い評価を受けている空港としても有名だ。そんなチャンギ国際空港に、このほど登場した“アトラクション”が話題を呼んでいる。それは、大人も子供も楽しめる大きなチューブ型の滑り台。ターミナルビルの4階から1階、2階から1階の2基が設置され、4階からの滑り台は高さ約12メートルほどもある。なにかと待つことが多い空港での時間つぶしとして、充分楽しめそうだ。

世界の経済・旅行誌などで「Best Airport」など数々の賞を受け、利用客からの評判も高いチャンギ国際空港。英国の航空サービスリサーチ会社「スカイトラックス」が毎年発表する「エアポート・オブ・ザ・イヤー」では、今年3月に2006年以来の1位を獲得しただけでなく、長年トップ3以内にランクインされている世界屈指の空港となっている。

利用客からの評判を高めている理由のひとつは、待ち時間を快適に過ごせる空港設備だ。目的地への中継点として、空港内で時間を持て余す客も有効に過ごせるよう、さまざまな配慮がなされている。230以上の店やレストランが入る充実ぶりだけでなく、屋上プールやスパを利用して汗を流すも良し。また、室内庭園やバーラウンジでリラックスしたり、映画館で映画を観るも良しと、飛行機を利用しない人でもたっぷり楽しめるほどの多彩な施設が立ち並んでいる。

そんなサービス満点のチャンギ国際空港が、このたび新たに設置したのが巨大滑り台「SLIDE@T3」だ。ウォータースライダーを思わせるチューブ型の滑り台は、2基を並べて設置。いずれも左回りのらせん状のコースになっており、2階からの滑り台は1回転、4階からの滑り台は2回転して1階に到達するコースになっている。

チャンギ国際空港の「SLIDE@T3」紹介サイトによると、4階からの滑り台を利用できるのは、空港内で30シンガポール・ドル(約1,900円)以上の買い物をした人のみ。この分のレシート1枚で、2回滑ることができるという。一方、2階からの滑り台利用に関しては「無料」とのことだ。

ただし、利用制限も設けられており、4階からの滑り台は「7歳以下で身長1.3メートル以下/2メートル以上」の人は利用できない。2階からの滑り台も同様に「5歳以下で身長1.1メートル以下/2メートル以上」の利用制限がある。旅行や出張など、チャンギ国際空港に立ち寄る機会があれば、ぜひ一度試してみてはいかがだろうか。

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