アップルが「iPod」シリーズを刷新、新型「touch」はiPhone 4に迫る機能。

2010/09/02 04:17 Written by Narinari.com編集部

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アップルは9月1日(米国時間)、サンフランシスコのYerba Buena Center for the Artsでメディアイベントを開催し、「iPod」各モデルの刷新や新しいバージョンの「iTunes 10」などを発表した。

新しくなった「iPod」シリーズの先陣を切って披露されたのは、前面にクリックできるコントロールパッドが復活した第4世代の「iPod shuffle」。第2世代、第3世代と同様に本体とクリップが一体化したデザインで、洋服などに挟んで使うことができる。  

また、曲を聴いているときに曲名とアーティストの名前を音声で読み上げる「VoiceOver」機能(25か国語/日本語含む)にも対応。本体色は光沢のあるシルバー、ブルー、グリーン、オレンジ、ピンクで、容量は2GB(フラッシュドライブ)、バッテリ駆動時間は最大15時間、重量は12.5グラム。価格は4,800円(税込み/Apple Store価格)。

次に披露されたのは、劇的な変化を遂げた第6世代の「iPod nano」だ。ボタン類を廃し、マルチタッチ対応の正方形のスクリーンで操作する形状に生まれ変わった。大きさは従来より小型・軽量化され、クリップ一体型のデザインになっている。

本体色は6色+Product Redモデル(Apple Store限定)の計7色。液晶のサイズは1.54インチ(240×240)、容量は8GBまたは16GB(フラッシュドライブ)、「VoiceOver」機能対応(29言語)、歩数計、「Nike+」対応、FMラジオ、バッテリ駆動時間は最大24時間(音楽再生時)、重量は21.1グラム。価格は8GBモデルが13,800円(税込み/Apple Store価格)、16GBモデルが16,800円(同)。

「iPod」シリーズの最後に登場したのは、イベント前から「iPhone 4並のスペックになるのでは」との期待が寄せられていた第4世代の「iPod touch」だ。多くのメディアが事前に予測していたのとほぼ同様、Retinaディスプレイ(960×640)やApple A4チップを搭載し、テレビ電話用のフロントカメラ、HD動画撮影に対応した背面カメラなどを搭載している。

本体色はブラック1色で、ほかのスペックはBluetooth 2.1+EDR、現在位置確認サービス、「Nike+」対応、3軸ジャイロスコープ、加速度センサー、環境光センサーなど。バッテリ駆動時間は最大40時間(音楽再生時)、重量は101グラム。価格は8GBモデルが20,900円(税込み/Apple Store価格)、32GBモデルが27,800円(同)、64GBモデルが36,800円(同)。     

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