夏休み終えたら会社のデスクが様変わり、セガ社員のお茶目なイタズラ。

2010/08/17 20:35 Written by Narinari.com編集部

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海外では会社の同僚や仲間同士で大がかりなイタズラを仕掛け、それを心から楽しんでいる様子が伝えられることも多いが、先日、セガの米国法人がYouTubeに投稿したイタズラ動画もちょっとした話題を呼んでいる。同僚が3週間の夏休みを悠々と満喫する間に、会社に残った社員たちが彼のデスク周りを大胆に改造。段ボールや紙を使って、同社の大ヒットゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の世界を作り上げてしまった――という、なんともお茶目な内容だ。  

この動画「Sega's Office Pranks - Aaron's Desk」(//www.youtube.com/watch?v=osrUYdOv8-w)は、セガ・オブ・アメリカがYouTubeに8月11日付けで公開したもの。夏休みを取っている社員も多いのか、どこか閑散としているオフィス。そこに残っていた数人の社員が、主のいないアーロン・ウェバーさんのデスクスペースに目を付け、大がかりないたずらを仕掛けた。

ウェバーさんの荷物を勝手に次々と段ボールに詰め始める一同。足元やL字型のデスクに置かれていた多くの荷物が完全に姿を消すと、次は段ボールの空き箱や紙を使った図画工作の時間だ。ハサミを使って紙を切り貼りして、立体的なひまわりや木のオブジェなどが付けられた段ボールのステージを作りテーブルに設置。隣のデスクとの仕切り部分は、一面にクリーム色と茶色の格子柄や、青い空の背景が描かれた紙で囲った。

そして段ボールのステージ上や足元の床を緑の敷物で覆い、完成したのはファンにはおなじみ、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の序盤で登場する「グリーンヒルゾーン」。メガドライブ版では自然な形だった雲がなぜか四角いのは気になるが、それにしても見事な出来栄えだ。もはやパソコンを置くスペースも見当たらず、いくらセガの社員と言えどもこの環境で仕事をするのはまず無理だろう。

動画には制作過程だけでなく、何も知らずに久々に出勤してきたウェバーさんの様子も収められている。変わり果てた自分のデスクを見るなり口を大きく開け、手を叩いて笑うウェバーさんだが、その表情は喜んでいるようにも、少し困惑しているようにも……。しかし現実を受け入れ、ウェバーさんは「グリーンヒルゾーン」となったテーブルに腰をかけてスペースを満喫。そして米国では今年11月16日に発売される、ニンテンドーDS・Wii向け最新作「ソニックカラーズ」(日本は現時点で今冬の予定)の予約特典“ソニックの被り物”を被ると、カメラに向かって親指を立てた。

投稿から1週間弱ながら、動画の再生回数は8月17日時点で40万回超に。視聴したユーザーからは「僕のデスクもこうしてくれ」「セガ大好き」などのコメントや、職場環境を羨むコメントが並び、多くの人が楽しんでいるようだ。

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