犯罪者が自身の“うっかり”が原因で御用となるケースはしばしば聞かれますが、先日、米マサチューセッツ州ダンバーで逮捕された空き巣もまた、“うっかり”で足がついた一人です。

ダンバーの地元紙ダンバーズヘラルドなどによると、8月9日の早朝のこと。同地区の警察に、あるアパートの建物前に「不審な車が駐車している」との通報がありました。警官がアパートに駆けつけて室内に入ったところ、住民は不在だったものの、確かに誰かが忍び込んだような形跡があったそうです。

そして現場を調べていた警官は、パソコンの前であることに気が付きました。ログアウトをしていない状態のFacebook画面に表示されていたユーザー名が、アパートの住民の名前ではなかったのです。

ユーザーをチェックすると、アカウントの主は19歳の男性ダグラス・ウィルゴと判明。そうした手掛かりなどをもとに付近を捜査したところ、犬の散歩をしている当人を発見。警官が近寄ると騒ぎ出したため、その場で現行犯逮捕となりました。

ちなみに、散歩をしていた犬は、彼が空き巣に入ったアパートの飼い犬。警官に保護され、無事に飼い主の元に戻されたそうです。