店頭でのソフト選びを手助け、「ニンテンドーおさがしガイド」設置。

2010/08/06 20:08 Written by Narinari.com編集部

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量販店やゲーム店の商品棚を眺めながらどのソフトを買おうか悩んだものの、結局パッケージの情報だけではよく分からず、買うのをやめて店を出た――。そんな経験をしたことがある人も多いのではないだろうか。任天堂はそんなパッケージだけではわからないソフトの情報や魅力を伝え、ソフト選びを手助けしてくれる店頭ツール「ニンテンドーおさがしガイド」の運用を開始している。

この「ニンテンドーおさがしガイド」は、昨年12月から試験運用を行ってきた「Wii・DSソフトおさがしガイド(仮称)」の正式版。タッチパネルを搭載し、店頭で簡単にさまざまな情報が引き出せるツールだ。

例えば画面をタッチしてソフトの検索ができるほか、商品棚のパッケージを手にとってモニター上部のカメラにかざすと、そのソフトの紹介映像や使用コントローラ、遊んだ人の評価などを見ることができる。また、メディアクリエイトが提供するデータに基づいた「発売日から現在までの累計販売本数30万本以上のソフト一覧」や、「直近1週間の週間販売ランキングトップ10」の閲覧ができるため、全国の売れ筋ソフトを見て、購入判断の助けとすることも可能だ。

さらにWiiの「みんなのニンテンドーチャンネル」に寄せられる「おすすめ投票」をもとに集計したWiiのおすすめソフトの表示も。「これまで」「最近のおすすめ」「年齢・性別」などを指定してソフトを探せる。

現在の設置店舗は一部のビックカメラやヤマダ電機、イトーヨーカドーなど、全国40店舗(8月5日時点)。今後、導入店舗は拡大していく予定だ。

なお、任天堂公式サイトの人気コンテンツ「社長が訊く」でも以前、「Wii・DSソフトおさがしガイド(仮称)」を取り上げている(//www.nintendo.co.jp/n10/osagashi_guide/interview/vol1/)。それによると、担当者が店頭を毎週定点観測していたところ、どのように商品を選べば良いのか戸惑っているお客さんの姿があったことが企画・開発のきっかけだったそう。そして、岩田聡社長は「そもそも、売ってる商品のことはしっかり説明できるのが当然で、世の中の多くのものはそうやって売られていますが、その当たり前のところの入口にようやく立てる“道具”ができたような気がします」と、このツールを導入する意義について語っている。

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