行方不明の息子の救助が一転、自宅裏で父親が栽培していた大麻がバレる。

2010/08/06 16:54 Written by Narinari.com編集部

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米メイン州ビエナの警察に、「息子が行方不明になってしまった」との通報があったのは先週末のこと。米放送局FOXなどによると、ジョナサン・レーアさんの3歳になる息子のベンくんが、朝から自宅裏の森に迷い込んでしまい、姿が見えなくなってしまったというのです。

しかもその日ベンくんが着ていたのはアーミー柄のパジャマ。森の中では目立たない衣類のため、捜索は難航が予想されました。同地区の警察官および警察犬、救急隊員など50人に加え、空からも森を捜索。すると開始から4時間後にパイロットがベンくんを発見し、無事に救出となりました。午後になり、暑さのためにベンくんがパジャマの上着を脱いでいたことがラッキーだったようです。

幸いベンくんは命に別状なく、レーアさんもホッと胸をなで下ろすことに。ところが、彼の安堵はそう長くは続きませんでした。ベンくんを捜している間、捜索隊はレーアさんの自宅近辺で、また別のモノを発見してしまったのです。

それは、150株も植えられた大麻の畑。明らかに自生ではなく、栽培されていたものです。さらに自宅内からは100グラムほどの加工済みのマリファナも見付けられ、レーアさんの違法行為が明らかになったのでした。

レーアさんは大麻栽培および所持、さらに子どもの監視と保護を怠り、結果として危険な目に遭わせたとして、3件の罪状で起訴されたそうです。

ただ、自分の違法行為が表沙汰になる可能性があることは分かっていたのに、速やかに子どもの救出を警察に求めたのですから、親としては子どもを愛する心がいっぱいだったということなのかもしれません。

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