NTTドコモは8月3日、海外でのパケット通信を定額で利用できる新サービス「海外パケ・ホーダイ」を発表した。提供開始は9月1日から。

「海外パケ・ホーダイ」は国際ローミング中のパケット通信利用が20万パケットまでは上限額1日あたり1,980円、20万パケット以降は上限額1日あたり2,980円で使い放題になるサービス。対象となるのはすべてのパケット通信で、iモード通信、iモードフルブラウザ通信、スマートフォンを利用した通信、パソコンなどの外部機器を接続した通信が定額で利用できる。

サービスの利用には「パケ・ホーダイ ダブル」「パケ・ホーダイ シンプル」「パケ・ホーダイフル」「パケ・ホーダイ」「Biz・ホーダイ」、または「定額データプラン スタンダード（バリュープラン含む）」「定額データプラン64K（バリュープラン含む）」「定額データプランHIGH-SPEED（バリュープラン含む）」を契約していることが条件。ただし、11月30日までは、これらサービスまたは料金プランを契約していなくても適用となる。

なお、提供開始から2011年3月31日までの期間についてはキャンペーンを実施。上限額1日あたり1,480円で海外パケット通信を利用できる。

サービス開始時点でのエリアは24の国・地域。「海外パケ・ホーダイ」対象事業者は次の通り。　　　　

［北米］
アメリカ（本土） AT&T／Cingular
アラスカ AT&T／Cingular
ハワイ AT&T／Cingular

［アジア］
韓国 KT／KTF
台湾 FET
中国 UNICOM／CU-GSM
香港 3(2G)・3HK
インド CellOne・DOLPHIN
インドネシア INDOSAT
シンガポール STARHUB
タイ TRUE
フィリピン SMART

［オセアニア］
オーストラリア Optus

［ヨーロッパ］
アイルランド O2-IRL
イギリス O2-UK
オーストリア TMA
カナリア諸島 movistar
スペイン movistar
チェコ O2-CZ／ET-CZ
ドイツ TMO D
フランス BYTEL
モナコ BYTEL

［中南米］
米領バージン諸島 AT&T／Cingular
プエルトリコ AT&T／Cingular