宍戸留美の「妹」に20歳短大生、デビュー20周年でプロジェクト本格始動。

2010/08/02 14:25 Written by Narinari.com編集部

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1990年代にアイドルとして活躍し、現在はフリーランスとして声優、歌手、イラストレーター、女優など幅広く活動している宍戸留美が、8月1日、東京・渋谷のUstreamスタジオで「宍戸留美『妹』オーディション」を開催した。全国300人以上の応募者の中から“妹分”に選ばれたのは短大に通う20歳の蝦名恵(えびな めぐみ)さん。今後、宍戸留美本人がプロデュースを手掛け、芸能界デビューを目標としてさまざまな活動を展開していく。

宍戸留美は近年、TwitterやSNS、Ustreamなどを活用した多様な表現方法により、特にネットメディアを通じて多くのファンを獲得している。そうした流れの中、1990年、1995年に続く3度目の「宍戸留美ブーム」とも言われる今年、宍戸留美デビュー20周年を応援するために結成された「宍戸留美応援プロジェクト」の取り組み第1弾として行われたのが今回の“妹分”オーディションだ。

歌、役者、声優、お笑い、イラストレーター、デザイナーなど、何かを表現したいことがある女性ならば年齢不問という応募条件のもと、ネットを通じて募集した結果、全国から予想を上回300人以上が応募。この中から書類選考を通過した15人が最終ステージである渋谷Ustreamスタジオでの選考会に残り、審査員(アイドルライターの小明、ソニーミュージック チーフプロデューサーの安達正觀氏、フォトグラファーの櫻田宗久氏)による厳正な審査を経て、見事に蝦名恵さんが選出された。

蝦名さんは「きょうは本当にうれしいです。今は学校で演劇を学んでいますが、声優や歌などにも興味を持っているので、チャレンジしてみたいです」と喜びのコメント。宍戸留美からも「彼女を見てたら、ぐわーと創作イメージがわきました。もう彼女が歌う詩と曲ができたので、9月のドイツのライブから帰ったらレコーディングをします。今週、映画監督に会うので早速、妹を紹介します」と、新たな決意が語られた。  

ネットメディアをフル活用しながら、世界を股に活躍する宍戸留美と、これから“妹分”として活躍を目指す蝦名さん。2人の今後の活動に注目しておきたいところだ。

宍戸留美は1989年にロッテの「CMアイドルは君だ!」4代目グランプリに輝き、翌1990年にロッテのCM出演と、「コズミック★ランデブー」で歌手デビュー。アニメ「ご近所物語」(主人公・幸田実果子役)で声優業にも活動の場を広げ、1995年には米紙ニューヨーク・タイムズで「日本のアーティスト10人」に選ばれている。

近年はイラストレーター、カメラマン、映画、舞台役者としても活動。2009年にはフランス語歌詞タイトル(フェール ラムール)「faire l'amour」を発表後、パリでのライブツアーも成功させた。なお、同曲は2010年秋公開映画の挿入歌に決定している。

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