人気過熱の「鋼の錬金術師」最終話、「少年ガンガン」9月号に再録へ。

2010/06/21 18:55 Written by Narinari.com編集部

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6月11日発売の「少年ガンガン7月号」に最終話が掲載され、9年間にわたる連載に終止符を打った人気マンガ「鋼の錬金術師」。同号は発売直後から完売状態となり、ネットオークションでは高値で取引される異常事態を招いていたが、同誌公式サイトでは「少年ガンガン9月号」(8月12日発売)に再録するという、異例の対応を発表している。

「少年ガンガン」公式サイトによると、7月号はほぼ完売の状態で、「多くのお客様より、鋼の錬金術師最終回を読むことができなかったというご意見」が寄せられたそう。その点について「皆様にご不便をお掛けいたしましたことお詫びいたします」と謝罪した上で、9月号に再度掲載する旨を明かしている。

「鋼の錬金術師」は2001年8月号〜2010年7月号まで連載された荒川弘の作品。これまで2度アニメ化されたほか、2005年には劇場版「鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」も制作されている。コミックスはスクウェア・エニックスでは初の累計4,000万部の大台を突破。最新の25巻(2010年4月)は発売2週目で100万部を超えるなど、その勢いを増している。

今回の7月号の売れ行きは「予測を遙かに上回る」もので、当初は「多くのお客様からお問い合わせを頂いておりますが、誠に申し訳ございませんが、既に弊社でも品切れとなり、追加出荷のご要望にもお応え出来ない状況です」(公式サイトより)としていた。それだけに、再録という形で最終話がまた読める機会が提供されることは、ファンにとっては嬉しい対応となりそうだ。

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