7月の金曜ロードショーは“ジブリ祭り”、4週連続でジブリ作品放送へ。

2010/06/14 12:33 Written by Narinari.com編集部

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企画・脚本を宮崎駿が務めたスタジオジブリ最新作「借りぐらしのアリエッティ」の公開まであと1か月(7月17日から)。「踊る大捜査線 THE MOVIE 3」や「トイ・ストーリー3」と並び、今夏公開される映画の中でも特に注目度の高い作品だが、同作の公開を記念して、日本テレビは「金曜ロードショー」で4週にわたってジブリ作品を放送する。

まず、先陣を切るのは7月2日の「紅の豚」(1992年)。以降、9日に「耳をすませば」(1995年)、16日に「となりのトトロ」(1988年)、23日に「猫の恩返し」(2002年)が放送される予定だ。日本テレビによると、7月の「金曜ロードショー」は“ジブリ月間”と銘打たれるそう。(※追記:放送予定が変更になり、16日が「ハウルの動く城」、23日が「となりのトトロ」となりました)

ちなみに、「となりのトトロ」はジブリ最新作公開直前に「金曜ロードショー」で放送されるのはある種のパターン。テレビ初登場の1989年4月を皮切りに、これまで計11回放送されており、コンスタントに20%前後(17〜23%)の視聴率を記録している。「紅の豚」や「耳をすませば」も過去放送時には14〜20%前後と安定した視聴率を記録しており、今回も好視聴率が期待できそうだ。

しかし、そうなると困るのが裏番組。好視聴率となることが多いジブリ作品は“ジブリ砲”とも呼ばれ、特に毎週連続で“ジブリ砲”が発動する場合には、3か月でひと区切りを迎える連続ドラマの平均視聴率にも大きな影響を与える。

今回は宮藤官九郎脚本、長瀬智也主演の「うぬぼれ刑事」(TBS系/7月9日スタート)や、山田優主演の「崖っぷちのエリー〜この世でいちばん大事な『カネ』の話」(テレビ朝日系/7月9日スタート)が該当してしまうが、果たしてどの程度“ジブリ砲”の影響を受けてしまうのか、こちらも注目しておきたいところだ。

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