「24時間テレビ」マラソンにはるな愛、「魔女たちの22時」で発表。

2010/06/08 22:49 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


今年も8月28日〜29日に放送される日本テレビ恒例の「24時間テレビ33『愛は地球を救う』」で、24時間マラソンに挑戦するランナーがはるな愛に決定した。6月8日のバラエティ番組「魔女たちの22時」(日本テレビ系)で発表されたもので、ニューハーフタレントとしては初めてのランナーとなる。

番組では、マラソンランナーとして出演するに至った経緯を再現VTRで紹介。はるな愛は芸能界に憧れて上京したものの当初は仕事がうまくいかず、事務所から「お荷物」扱いを受けていた。ちょうどその頃に3歳年下の彼氏とも破局。心が限界になり自殺を決意したという。しかし、母の手紙を思い返して踏みとどまり、そこからがむしゃらに働いた結果、徐々にテレビの仕事がもらえるようになった。

ただ、そこで求められたポジションは常に「明るく楽しく笑う」で、台本にはセリフもなし。「自分は何の役にも立っていないのではないか」と悩んでいるとき、マネージャーから一通の手紙が手渡された。それは脳腫瘍を患い、闘病している「はるな愛の大ファン」の息子に会いに来て欲しいという母親からの手紙。実際に会いにいったところ、少年は自発呼吸ができず、意識もない状態だったにも関わらず、話しかけると涙を流したという。

少年は今年2月に他界。この出会いにより、「こんな自分でも誰かの役に立てる」と教えてくれた天国の少年や、自殺直前に自分を救ってくれた母、これまで支えてくれた人たちに「ありがとうと伝えたい」との思いから、マラソンへの挑戦を決意したそうだ。


はるな愛の起用は6月1日付けの東京スポーツが初めて報道。人選を巡っては「大モメにモメた」ものの、最終的には「はるなの生きかたに日テレスタッフが共感した」ことで内定したと伝えていた。しかし、はるな愛はこれまで性転換手術や数々の整形手術を受けていることを明かしているため、ネットでは「24時間も走り続けて大丈夫なのか」と、身体への負担を心配する声も上がっている。

「24時間テレビ」のマラソンランナーには、これまで間寛平、にしきのあきら、トミーズ雅、山田花子、アンガールズ、萩本欽一、エド・はるみらが起用され、昨年はイモトアヤコが挑戦。一部の例外を除き、ほぼ100キロ前後の距離を24時間かけて走破している。

なお、今年の「24時間テレビ」は「ありがとう〜今、あの人に伝えたい〜」をテーマに、メインパーソナリティをTOKIO(初の3回目)が務め、総合司会を徳光和夫と西尾由佳里が担当。マラソンのほかに、広末涼子や長瀬智也らが出演するドラマ「みぽりんのえくぼ」、高校生ダンス甲子園などの放送を予定している。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.