「好きなプロスポーツ」大相撲がサッカー抜く、2003年以来では初。

2010/06/06 15:40 Written by Narinari.com編集部

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日本の二大スポーツといえば、なんと言っても野球とサッカー。野球はテレビ中継の視聴率低迷を理由に「人気凋落」が叫ばれたり、サッカーは代表戦でも観客が入らないことが嘆かれたりと、暗い話題を目にする機会は多いものの、連日スポーツ紙やテレビのスポーツニュースの中心にあるのは、やはり野球とサッカーだ。しかし、W杯を目前に控えたタイミングで世論調査を専門に扱う中央調査社が発表した「人気スポーツ」に関する調査では、長年2位の座をキープしていたサッカーが大相撲に抜かれて3位に転落、さらに4位のプロゴルフが肉薄するという“異変”が起きている。  

この調査は中央調査社が4月2日〜12日の期間、全国の20歳以上の男女4,000人を対象に調査員による個別面接聴取法で行い、1,315の有効回答を得たもの。「好きなプロスポーツ」の質問では、「大相撲」「プロ野球」「プロサッカー(Jリーグ)」「プロゴルフ」「プロレス」「プロボクシング」「カーレース(F1など)」の選択肢の中から複数回答で選んでもらったところ、トップは50.5%を占めた「プロ野球」となった。  

次いで2位には「大相撲」(19.1%)が入り、以下、「プロサッカー」(17.8%)、「プロゴルフ」(17.4%)、「プロボクシング」(9.5%)、「カーレース(F1など)」(7.0%)、「プロレス」(3.5%)と続いている。「プロサッカー」は一昨年の21.8%、昨年の21.6%から数字を落としており、直近3年間であまり数字の変わらない「大相撲」に抜かれ、2003年以来守り続けてきた2位の座から転落。一方で、近年男女ともに若手の躍進が目立ち、メディアへの露出が増えている「プロゴルフ」が伸び、「プロサッカー」に迫る形となった。

また、「最も好きなスポーツ選手」について、プロ・アマ、現役・引退、国内・国外を問わず1人だけ挙げてもらったところ、トップは6年連続で「イチロー」となり、以下、「浅田真央」「石川遼」「松井秀喜」「長嶋茂雄」と続いている。サッカー選手は11位の「中田英寿」が最高位。現役選手では12位の「中村俊輔」が最高という結果となった。

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