いまや専門店だけでなく、コンビニでもスイーツ商品が充実している時代。気軽に買えることに比例するように愛好者は増え、メディアでも目にしない日はないほど、スイーツに関する話題は巷に溢れている。そうした中、マーケティングリサーチのインテージは「スイーツに関する調査」を実施した。

この調査は全国の15〜69歳の男女1,200人を対象に行われたもの。まず、「あなたは甘いものが好きですか」とたずねたところ、「好き」と「どちらかといえば好き」の合計は全体の88.1％となった。かつては「甘いモノ好き＝女性」というイメージが強かったが、今回の調査では女性の91.4％、男性の84.8％が好きと答えるなど、性別による大きな差がない結果となっている。

次に、「スイーツの購入場所」についてたずねたところ、全体のトップ2は「専門店（洋菓子屋、和菓子屋など）」（58.8％）と「スーパーマーケット」（58.2％）に。ただ、10代、20代に限れば、近年各社が商品の拡充に力を入れている「コンビニエンスストア」が支持され、それぞれ69.8％、65.3％でトップとなった。

続けて「購入金額」についてたずねると、「300円程度」（53.1％）が全体のトップ。以下、「100円程度」（18.7％）、「500円程度」（18.5％）、「それ以上」（4.6％）と続いている。

さらに和菓子と洋菓子どちらが好きかについてたずねたところ、68.6％が「洋菓子」と回答。年代別でみると、60代は「和菓子」を選んだ割合が60.1％と高いが、10代の26.2％も「和菓子」と答えている。これは60代、50代に次いで高い結果となっており、若年層の和菓子好き傾向が現れていると言えそうだ。

そして、「スイーツ（甘いもの全般）を選ぶ際に重視するポイント」の質問では、「味」（81.9％）がトップに。以下、｢値段」（58.4％）、「見た目」（52.2％）、「素材・材料」（33.7％）と続いた。

最後に「スイーツを食べるタイミング」をたずねたところ、「おやつとして」（70.3％）、「食後のデザートとして」（65.7％）の順。性・年代別では、女性20代の14.6％が「食事の代わり」と回答し、ほかに比べ高い結果となっている。