NHKが今夏“ゼロ年代”テーマのアニソン特番、豪華なアニソン談義も。

2010/05/24 12:20 Written by Narinari.com編集部

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アニメソング(アニソン)を積極的に取り上げているNHKが、新たなアニソン番組を放送することが明らかになった。タイトルは「萌える!泣ける!燃える ゼロ年代 珠玉のアニメソングスペシャル」で、今年8月、BS2で3時間にわたって放送される予定だ。

番組ではアニメソングが最も飛躍した2000年から2009年を“ゼロ年代”と定義。3つのキーワード「萌える」「泣ける」「燃える」を軸に、この時代のアニソンをひも解いていく。

「萌える」は女性声優のキュートな声色や、耳に残るような歌詞&メロディが特徴的な楽曲のこと。「泣ける」は美しい旋律や歌詞で表現されるメッセージ性豊かな曲のことで、「泣きソング」「涙腺崩壊ソング」とも呼ばれるものだ。また、「燃える」はロボットモノやヒーローモノのオープニングで用いられる、熱い想いがほとばしる曲のこと。アニメ草創から愛され続けている「アニソン中のアニソン」だ。

この3つのキーワードにちなんだ“ゼロ年代”のアニソンについて、アニソンファン100人やアニソン界で活躍するクリエイターたちにアンケートを実施。それぞれ10曲ずつを選出したという。
 
番組の最大の特徴はアニソン界を代表するクリエイターが出演し、徹底分析を行う点だ。出演者は「サクラ大戦」やアニメ「勇者王ガオガイガー」などでおなじみの作曲家・田中公平に、アニメ「らき☆すた」の大ヒット曲「もってけ!セーラーふく」など、同アニメの作曲・編曲を多く手がけた神前暁、アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の「ハレ晴レユカイ」の作詞など、萌え系を中心に多数のアニソンを世に送り出している畑亜貴と、アニソン界の第一線で活躍しているクリエイターがズラリ。まさに“ゼロ世代”を担ってきた豪華メンバーが集結する。

ミュージシャンもアニソン界の大御所であるJAM Projectに、「プリキュア」シリーズなどでおなじみの五條真由美、石川智晶(See-Saw)、池田綾子、奥華子と、“ゼロ世代”の名アニソンを歌い上げてきた豪華アーティストが参加。ほかにサプライズゲストも用意しているという。司会はアニソン業界に造詣が深い鷲崎健と、声優の名塚佳織が務める。また、田中公平の公式ブログによると、同番組は公開録画が実施されるとのことだ。

最近も5月5日に放送されたNHK-FMの「今日は一日“帰ってきたアニソン”三昧」が話題を呼び、6月にはGRANRODEOや水樹奈々が出演する「MJ Presents 新世紀アニソンSP.3」(NHK総合)の公開録画も行われるNHK。「アニソン+NHK」の勢いはますます加速していきそうだ。

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