「暑がりな夫」に悩む妻たち、温度感覚の違いでエアコン利用意識に差。

2010/05/21 19:28 Written by Narinari.com編集部

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これから迎えるジメジメとした梅雨に、熱帯夜が続く夏。少しでも快適な眠りにつきたいと、就寝時にエアコンをつける機会も増えていくだろう。しかし男性に比べ、エアコンが苦手という女性は多く、特に一緒に生活を営む夫婦の間ではちょっとした問題になることもある。そんな就寝時のエアコンへの意識を含め、女性の睡眠への意識を探るべく、ヒラカワコーポレーションが「『睡眠』に関する意識調査」を実施した。

この調査は20〜40代の既婚女性500人に対して行われたもの。まず、「睡眠に関する悩みはありますか?」とたずねたところ、45%が「ある」と回答した。具体的にどのような悩みなのかを複数回答でたずねると、「睡眠の浅さ」(67%)がトップとなり、以下「睡眠不足」(51%)、「寝つきの悪さ」(44%)が続いている。

次に「寝つきをよくするために、重要なこと」についてもたずねると、上から順に「部屋の明るさ」(64%)、「温度調節」(52%)、「寝具」(51%)という結果に。そこでこの調査では「温度調節」との回答が約半数に上っていることに着目し、さらに「夏場、エアコンをつけたままで寝ることはありますか?」との質問をしている。すると、85%が「ある」と答え、中でも34%は「よくある」と回答した。

その理由としては、もちろん自分自身が「暑いから」というものも含まれているが、ほかに「旦那が、エアコンがないと寝られない人だから」(31歳)、「一緒に寝る旦那が暑がりだから」(36歳)といった声が多数寄せられている。

どうやら自身の意に反して、夫のためにエアコンをつけたまま寝るという人も多いようだが、実際のところ妻はエアコンを使うことにどの程度抵抗を感じているのだろうか。この質問には7割が「エアコンを使いたくない」と回答。理由を複数回答でたずねると、最多は「身体が冷えるから」(74%)で、以下、「だるくなるから」(59%)、「肌が乾燥するから」(44%)と続いている。本来はあまり積極的にはエアコンを使いたくない妻と、暑がり=エアコンを使いたい夫。男女の温度感覚の違いから、エアコンに対する意識の差が浮き彫りとなっている結果と言えそうだ。

ちなみに、「夫は暑がりだと感じることはありますか?」という質問には、8割が「ある」と回答している。

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