社会人になってからの「大人虫歯」は9割が経験、未治療も高い割合に。

2010/05/21 14:33 Written by Narinari.com編集部

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一度なってしまうと自力では治せず、放置しておけばどんどん痛みが増していくという、実に厄介な虫歯。そうならないためにも、日ごろから歯みがきを中心としたケアを心がけることが大切だが、ライオンは6月4日〜6月10日の「歯の衛生週間」を前に、「『ムシ歯』『歯みがき』に関する意識調査」を実施した。

この調査は30〜50代の男女500人を対象に、忙しい社会人のオーラルケア事情を探ったもの。まず、「あなたは現在、『ムシ歯』がありますか?」とたずねたところ、3人に1人が「ある」(33%)と回答した。また、そのうち70%が「未治療」と答えている。

次に「社会人になってから、『ムシ歯』ができたことがありますか?」とたずねると、約9割が「ある」(87%)と回答。虫歯は子どものときになるケースが多いと思われがちだが、実際には「大人虫歯」を経験している人は多いようだ。

さらにこの調査では「歯みがき」の実態についても探っている。「歯を1日何回みがいていますか?」との質問では、「2回」(49%)がトップとなり、これに「3回」(28%)が続いた。

また、「昼食後に、歯をみがいていますか?」とたずねたところ、47%が「みがいている」と回答。中でも40〜50代の女性では66%が「昼食後に歯をみがいている」と高い割合を示している。一方で、同世代の男性では「みがいている」は34%と約半数にとどまり、この世代では男女で明らかな差が現れる結果となった。

最後にハブラシの交換頻度について、「『ハブラシ』はどのくらいの頻度で交換していますか?」とたずねたところ、最も多かったのは「3か月に1回」(55%)に。ただ、「1か月に1回以上」と頻繁に交換する人も26%と比較的高めの割合で、その理由としては「みがく効果が落ちないようにするため」「ブラシが広がるとキレイにみがけないため」「雑菌が気になるから」といった声が寄せられている。

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