パナソニックがポータブル地デジテレビ、アンテナケーブルの接続要らず。

2010/05/20 16:32 Written by Narinari.com編集部

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パナソニックは5月20日、「VIERA(ビエラ)」ブランドの新シリーズとして、アンテナケーブルを接続する煩わしさがなく、気軽に自宅や職場で地デジを楽しむことができるポータブル地上デジタルテレビ「DMP-HV50」を発表した。6月25日に発売で、価格はオープン(5万円前後)。

「DMP-HV50」は10.1型の液晶を搭載したポータブル地上デジタルテレビ。パナソニックは今年4月にブルーレイプレーヤーを搭載し、バッテリを内蔵した「DMP-HV200」と、バッテリ内蔵の「DMP-HV100」を発売しているが、「DMP-HV50」はさらにバッテリを省くことで軽量化・低価格化を実現している。4本のアンテナを内蔵することでアンテナケーブルの接続が不要のため、自宅や職場など、電源が確保できる場所であれば自由に持ち運んで地デジを見られるのが大きな特徴だ。なお、屋外での利用のために、別売りのバッテリも用意されている。

また、「フォトフレームモード」も搭載しており、SDカードを差し込むだけで映像や写真などのスライドショーを楽しめる。動画・静止画再生画面と時計、カレンダーを組み合わせて表示させることもできるため、地デジを視聴しない際には「ハイビジョン動画フォトフレーム」として利用可能だ。

さらに別売りのパナソニック製無線LANアダプター「DY-WL10」を用意することで、録画機「DIGA」の録画番組を別室でも楽しめる「お部屋ジャンプリンク」機能に対応。これにより、例えばリビングの「DIGA」で録画した番組を、寝室など離れた部屋で再生できるといった楽しみ方ができるわけだ。また、YouTubeの動画視聴もできる。

テレビは低価格化が進み、いまや各部屋1台とも言われる時代。しかし、アンテナケーブルの配線が障壁となり、なかなか思うようにテレビを置きたい部屋に置けないという人もいる。そうしたケースでも「DMP-HV50」は活躍してくれそうだ。

スペックはディスプレイが10.1 型 α-Si TFT ワイド液晶(1,024×600)、受信チャンネルは地上デジタル放送(ワンセグ放送対応/データ放送受信は未対応)、SDカードスロット、USB端子、LAN×1(10BASE-T/100BASE-TX)、重量約1,118グラム、幅262ミリ×高さ200.5ミリ×奥行き46ミリ、別売りのバッテリーパック装着可能など。

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