東北新幹線で新型高速新幹線車両（E5系）による最高速度300km/hでの営業運転を開始するのに伴い、一般から募集していた新列車の愛称が決定した。応募総数150,372件、応募種類4,396種類の中から選ばれた愛称は「はやぶさ」だ。

「はやぶさ」は応募数3,129件、全体7位のネーミングで、審査では「スピード感があり親しみやすい」との理由で愛称に選ばれた。

ちなみに応募数順で見ると、全体の1位は「はつかり」、2位は「はつね」、3位は「みちのく」という結果に。SNSのコミュニティなどでは、E5系新幹線のボディカラーが初音ミクと似た配色であることから「はつね」を押す運動が起きていたが、新愛称には選ばれなかったものの、2位に入るという健闘を見せた。

E5系新幹線「はやぶさ」は2011年3月から東北新幹線に3編成導入。東京〜新青森間2往復、東京〜仙台間1往復、最高速度300km/h での運転を予定している。これにより、東京〜新青森間の到達時分は3時間10分程度となる見込みだ。