プラレール初の中国オリジナル車両、高速鉄道車両「和諧号」を展開へ。

2010/04/30 16:34 Written by Narinari.com編集部

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1959年に原型の「プラスチック汽車・レールセット」が発売されて以来、半世紀にわたって愛されてきたタカラトミーの鉄道玩具「プラレール」。バリエーションは累計約900種類、販売個数は1億2,800万個以上にも及んでいるが、その展開は日本国内だけにとどまらず、現在は10の国と地域でも発売中だ。中国では2004年から商品を展開しているが、このたび「プラレール」初の中国オリジナル車両として「CRH2型 和諧号(わかいごう)」シリーズが発売されることになった。

中国で「プラレール」は年々人気が上昇しており、展開開始から6年が経った現在では、中国全土のデパートでは欠かせないブランドの一つと言われるまでに成長。しかし、これまで発売していたものは日本で発売した商品(日本の車両や「きかんしゃトーマス」シリーズ)のパッケージを中国語に変更したものが中心で、中国オリジナルの車両はなかった。

今回発売されるのは、中国の高速鉄道車両「CRH 和諧号」4モデルの中の「CRH2」(日本の新幹線E2系がベース)。製作に当たっては中国鉄道の版権元である上海鉄道学会と、タカラトミーの現地子会社「多美玩具貿易(上海)有限公司」が打ち合わせと検討を重ね、1年以上の歳月をかけてようやく商品化が実現した。

ラインアップは2種類。車両とレール、駅、木などの情景がセットになった「CRH2型 和諧号 ベーシックセット」(199元=2,741円)は5月1日から、車両とレールがセットになった入門セット「CRH2型 和諧号 スタートセット」(99元=1,363円)は6月1日から上海万博の会場と、中国全土の専門店、百貨店、ハイパーマーケットの玩具売り場などで発売する。日本のコレクターにとっても魅力的な中国オリジナルの「プラレール」。中国を訪れた際には、チェックしてみてはいかが?

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