TBSのサバイバルクイズ番組「ブレインサバイバー」が米国で大ヒット。

2010/04/22 17:13 Written by Narinari.com編集部

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2002年にTBSが期首期末の特別番組として放送したサバイバル形式のクイズ番組「ブレインサバイバー」が、米国で大ヒットしている。同局が番組のフォーマットを販売し、米国オリジナル版を制作。世界最大規模のキッズ・チャンネル「Nickelodeon」(ニコロデオン)で放送しているもので、子どもたちの間で人気を博しているという。

「ブレインサバイバー」は石橋貴明が司会を務め、2002年1月、4月、9月の計3回放送された番組。知識ではなく、記憶力や知覚を必要とする問題ばかりが出題される4つのステージを、16人の回答者が勝ち抜き形式で競い、最終ラウンドを制覇した1人が賞金300万円を獲得するという内容だ。

韓国、スペインに続く海外版となる米国版は基本的なコンセプトを踏襲しつつ、子ども向け番組として現地出演者によって再構成。「Brainsurge」(ブレイン・サージ)のタイトルで月〜金の30分レギュラー帯番組として、昨年9月から放送を開始した。その結果、毎回平均200万人の視聴者を獲得。全米ケーブルチャンネル同時間帯の2〜11歳、6〜11歳のターゲット層で最大のシェアを獲得するほど躍進している。これを受け、「Nickelodeon」は40話の大量追加発注を決定。近く第2シーズンが放送される予定だ。

TBSは1960年代以降、番組の海外販売に積極的に取り組んでおり、ドラマ、アニメ、ドキュメンタリー、フォーマット、映画など、全ジャンルの番組を販売している。これまで販売された番組は100か国以上に1,000タイトル以上、数万話と膨大。代表的な番組には「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」の「面白ビデオコーナー」から制作された米国版「America's Funniest Home Videos」や、30か国あまりに販売された「わくわく動物ランド」、販売先が100か国を超えた「風雲!たけし城」、90か国以上の「SASUKE」など、枚挙にいとまがない。  

また、アニメでは「xxxHOLiC」「ローゼン・メイデン」「おおきく振りかぶって」「Fate/Stay night」などは海外でも人気の作品となっている。

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