加齢による体型変化の法則、ワコールが45年間4万人のデータから発見。

2010/04/15 16:53 Written by Narinari.com編集部

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人間の身体は加齢によって衰えていくものだが、男性よりも“美”への意識が高い女性が気にすることのひとつに、体型の変化がある。ワコールは1964年に「ワコール人間科学研究所」を設立して以来、45年間にわたって人体計測を続けてきたが、集積した4万人分のデータを分析することで“加齢による体型変化の法則”を発見したという。

今回発見された法則は次の2つ。

◎ヒップの形の加齢変化ステップ
ステップ1 ヒップ下部が“たわむ”
ステップ2 ヒップ頂点が“下がる”
ステップ3 ヒップが“内に流れる”

◎バストの形の加齢変化ステップ
ステップ1 脇側が“そげる”(上胸のボリュームが落ちる)
ステップ2 バスト下部が“たわむ”(頭が下向きになる)
ステップ3 バストが“外に流れる”(バスト自体が下がる)

こうした変化は20代からすでに始まっており、加齢によって変化したステップが元に戻った人は「ひとりもいなかった」そうだ。

しかし、中には年齢を重ねても若いときとさほど変わらない体型を維持している人もいる。実際、同社が20〜50代までの30年間を追跡した100人の中で、体型変化が小さく、若いときの体型を維持している人は25%いた。

そうした女性たちの生活行動を詳しく追跡調査した結果、「活動的な日常生活」「規則正しい食生活」に加えて、「自分の身体に合った下着を着用」していることが分かったそうだ。若い頃に比べて体型が変わってきたと感じている女性は、下着の選び方も少し気にしてみると良いのかもしれない。

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