日本でも話題沸騰、肉と肉で挟んだサンド「ダブルダウン」食べてみた。

2010/04/15 14:39 Written by Narinari.com編集部

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昨年、米国の一部地域で先行販売され、今年4月12日から本格販売が始まった米ケンタッキーフライドチキンの“肉と肉で挟んだサンド”こと「ダブルダウン(Double Down)」。チーズとベーコンをバンズではなく肉で挟むという驚きの発想に、米国内ではもちろん、日本のネットでも「信じられない……」との声が上がるなど話題沸騰中だが、ナリナリドットコムの米国特派員も実際に「ダブルダウン」を食べてみた。

訪れたのはミズーリ州セントルイスにあるケンタッキーフライドチキンの店舗。実はいまの時期、「ダブルダウン」のキャンペーンと並行して、乳がん撲滅協会と提携した「カーネル・サンダース・バケツ」セットの販売キャンペーンも行われている。これはピンクのサンダースおじさんをあしらったピンクのバケツにチキンを入れて販売するというもの。乳がん発症原因のひとつには「肥満」が上がっているにも関わらず、こってりな「ダブルダウン」のキャンペーンと同時期に行われていることになにか矛盾するものを感じつつも店内へ。

「ダブルダウン」はオリジナルチキンで挟んだものとグリルチキンで挟んだもの、2種類が用意されている。今回は両方とも注文したが、店員の勘違いで「1枚はオリジナル、1枚はグリル」で挟むというサンドを作られそうになった。注文してから具を挟むので、こうしたカスタマイズができる可能性もあるようだ。

早速ガブリと食べてみると、オリジナルのほうは日本人の舌には塩気が強く感じる。一方のグリルはコショウが多少強すぎる気もするがなかなかの美味。しかし、両方とも単体で食べるには濃いめの味付けで、切ってお皿に盛り、白いごはんと一緒におかずとして食べたくなる味だった。

サンドというビジュアルが先行して大きな話題となった「ダブルダウン」だが、冷静な言い方をしてしまえば、味自体はチキン、チーズ、ベーコンからイメージできるものそのままで、特に斬新というわけではない。「チキンカツのチーズ&ベーコンのせ」。良くも悪くもそんな印象だった。



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